藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

私の目と心(2)

2011-10-24 12:47:13 | 社会・経済

私は三ヶ月ほど前、私の目と心(1)の交差点を右折し、自転車で帰宅しておりましたところ、もう一つの益田道の、分岐点に差し掛かりました。丁度、歩道の改修工事中で、区役所も、「いきな工事をしてくれるもの」と思ってみましたが、と言うのも、この交差点は小学校に近く、いつも危険を感じていましたので、良いことをしてくれた、と喜んでみてみましたが、な、なんとその工事現場の土砂の中に、壊れた道標と、まだ無傷の道標(何れも江戸時代の物と思える文面)が転がっているではありませんか。早速、区役所に電話。工事担当者が飛んてきましたが、その時すでに手遅れ。二本のうち、一本は建設機械に踏まれ、三つに折れていました。それからが見ものでしたよ。折れた一本は、なんと名刹、金亀山福王寺(空海開山の真言宗別格本山。近隣きっての名刹です。)の案内道標、管理者もおり大変な怒り。しかし、一度折れた石の案内道標は、元の姿に帰ることなく、以下の写真のように成ることになりました。これでまた、可部の町から文化財が一つ消えました。この道標、これから二百年以上の、年を重ねてくれることを、祈ることとしましょう。ちなみに区役所は、この際、撤去の予定だったようです。市民から苦情がなければ、小さな文化財は、見捨てられる運命なのかと、なにかしら、我々市民と同じように感じたのですが、思いすごしでしょうか。ちなみに我あばら家は、ここから三丁。

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追伸、昨日まちおこしのイベントがあり、子供忍者が街、お寺に溢れました。ついでにご覧ください。

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写真をクリックすると大きくなります。

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