本日土曜日は、私のアスベスト肺の診察日。 広島市内まで、片道22kmの道程である。 正月気分も今日まで。 昨日は、本年第一号の「健康管理手帳」(石綿)申請を行った。 申請者と共に労働局を訪れ、申請を手伝ったが、 窓口業務の担当者が、なんと私が以前住んでいた団地の、住人で私のことをよく知っているとのことであった。 世間は狭いとゆうけれど、 こんな形で再会するとは。 その方は、元労働監督署にお勤めであったが、定年退職後、 この職場で嘱託職員として、働いておられるとの事であった。 労災の事は専門で、アスベスト肺についても、かなり深く勉強されておられるように感じた。 九年前に亡くなった、弟の労災申請についても、熱心にアドバイスいただき、感謝の一日であったが、今日は今日とて、 診察していただいた、宇土広大教授と、アスベストについての、情報交換の時間が診察より長くなった。昭和三十年代後半、トヨタが販売した、国民車と呼ばれたパブリカは、アスベストまみれの自動車で、
空冷二気筒、水平対向エンジンで、この自動車の暖房部に、大量のアスベストが使われており、 特に寒冷地用仕様車は、 多くのアスベストが使用されていた。 この事実を教授は、ご存じなく大変興味を示され、その暖房装置の図解までしてさしあげた。
かって、この車に乗っておられた方、 あなたも中皮腫の発症の危険性があります。 一度専門病院を訪ね、健康診断を受けられる事を、お勧めします。
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