藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

深山 霞の「霞的心」  ヤマダニで発病て、昔からあったはず

2013-02-20 04:23:34 | 社会・経済

Photo 「屋外に生息するダニが媒介する新しいウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」が先月末、国内で初めて確認された問題で、厚生労働省は19日、新たに広島県の成人男性の感染と死亡が確認されたと発表した。感染による国内の死者は4人目となった。

 厚労省によると、広島県の男性は昨夏、死亡。その後、SFTSを疑われる症状だったことが報告され、国立感染症研究所が血液を調べたところ、SFTSと確認された。」

これは新聞に報道された記事の一部である。 今更なぜこのような記事が出るのか、はたまた過去には、このような感染症がなかったような記述に驚いている。 私が子供のころから 「山でダニ」 に噛まれたら、噛まれたところを思い切り吸って、できるだけ早く家に帰って、「アスピリン」と、抗生物質の「クロロマイセチン」を飲めと教わってきた。 一度噛まれて平気だったら、そのあと噛まれても大丈夫だと、ガキ大将から教わった記憶がある。 当時「クロロマイセチン」は薬局で自由に買えた。 覚せい剤も買えた。 名前を「ヒロポン」と呼ばれ、疲労がポンと取れるから、ひろぽんと名付けられたと聞いたことがある。 確か「大正製薬」が製造元ではなかっただろうか。 間違っていれば、正しい製薬会社名を教えてください。

 里山近くで生活する人達は、「日本住血虫」と「ヤマダニ熱」が一番恐ろしい病気であったはずである。 「日本住血虫」は、別名「ツツガムシ病」ともよんだのではなかったか。 「恙無い」とは「ツツガムシ病」に罹っていない事を言うのだ。 この病気は「ミヤイリガイ」という小さな田んぼの巻貝が病原虫の「宿主」になり人に感染させていく。 広島県にも分布地が有り、 撲滅のための圃場消毒が行われていたが、その後「強力な農薬」が使われはじめたために、その力で自然と撲滅してしまった。 北の大地北海道では、「エキノコックス」が、「キタキツネ」を宿主にして、やはり病原虫をばらまき、谷水などはそのまま飲まない方が良いそうである。

「ヤマダニ熱」と呼ばれていた病気は、一体何だったのだろう。 今回国が発表した病気とどこがどう違うのだろか。 現在のような詳細な検査方法のない時代、この手の病気はすべて「敗血症」と片付けられたのではなかろうかと思い始めた。

このような「病」が存在するから、私は野放しで猫を飼う人を信用できないのである。私の住む団地に出る「狸」や「鹿」、「猪」等が、山から「マダニ」を団地に持って出てくる。 それを猫が団地中にばらまく。

傍迷惑とはこのことだ。 放牧された牛の生肉など食べないに限る。 馬は基礎体温が高く、病虫害に強い。 と言うより、侵入した病原菌や、寄生虫が体温の高さに耐えれないのだそうである。 馬刺しは食っても、牛刺し、トン刺しは食べるなと昔から言われた事は、先人の知恵なのだと感心する。 

コメント (2)
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