笑顔あふれる生活へ!~股関節と共に~

田山陽平が、股関節とリハビリについて、皆様のためになる事を、選りすぐって書いています。
頑張ろう!日本!!

尻上がり現象!

2013-08-19 11:58:41 | 日記
私の来月の仙台出張施術の予約は、御陰様で全ての枠がいっぱいになりました。

有り難う御座います。


また、私の銀座店の9月の予約も満杯となっています。

キャンセルが出た場合は、すぐにネット上に反映させるようにしていますので、施術ご希望の方は、まめにチェックしてみて下さい。

ネット上では3回分までの予約が可能となっています。

10月の予約は、8月31日か9月1日にアップされますので、それまでお待ちください。

また、新規の方以外の予約はネットのみでなく、施術後に銀座店で私が直接その場で、お受けする事も出来ますので、お声掛け下さい。







7月22日のブログで、簡単な大腰筋の状態を診る検査方法を紹介しました。

今回も、別の部位の検査方法をご紹介します。

タイトルに書いた「尻上がり現象」を診る検査です。

正確には「エリーテスト」と言います。


この検査も、前回同様に1人パートナーが必要です。

また仮にAさんとしておきましょう。


方法は、うつ伏せに寝ます。

Aさんに片足の足首を持ってもらいます。

その足のかかとを、お尻につけるように膝を曲げていきます



曲げて行った時に、お尻が浮いてくるか、どうかを診ます。

お尻が上がってきて、身体の前側のソケイ部がピンクの矢印の方向に、床から浮いてきます。


お尻が浮いてきた場合、股関節の前(ソケイ部)を通る筋肉の中のどれかが、短縮して(短くなって)いる事を意味します。

一般的には太ももの前を占めている筋肉「大腿四頭筋」の中の「大腿直筋」の短縮だと言われています。

しかし、私はそれだけではないように考えています。

以前のブログ(何故、骨盤前傾するの?)にも書きましたが、股関節が後に伸びる(伸展)時の制限になる可能性のある筋肉は全て疑われると思います。

股関節伸展


つまり、5つの筋肉「大腿直筋」「大腿筋膜張筋」「縫工筋」「腸腰筋」「長内転筋」です。

尻上がり現象が診られた場合、上記筋肉のどれかが短縮していると言えるでしょう。


「腸腰筋」


「大腿直筋」

黄色い斜線で囲った筋肉が大腿直筋。

「大腿筋膜張筋」

青い線で囲んだ筋肉が大腿筋膜張筋。

「縫工筋」

緑の線で囲んだ筋肉が縫工筋。

「長内転筋」

オレンジの斜線で囲んだ筋肉が長内転筋。



では、この5つのうち、どれが問題なのか?

それは尻上がり現象をみただけでは判別できないので、ここからは私たちの出番となります。


この検査もAさんに一言、膝はゆっくり曲げるよう、お願いしてから検査に取り掛かってみて下さい。

急に曲げて膝周りの筋肉を痛めてしまわないようにして下さい。








夢は涼しい日陰で休んでます









股関節の不安を一緒に取り除きましょう








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