ウォーキングカメラマン

“お歩きさん”をした時に出くわした心に残った風景、光景、人物などを撮る!!

塩の道の番所があった街を歩く

2018-10-20 00:39:40 | 長野県

2018年9月24日(月)

 長野県小谷村千国は、日本海に面した糸魚川から内陸部の松本へ塩や海産物を運んでいた千国街道(別名:塩の道)の要所であり、番所があった。

国道148号から逸れて千国集落に入ると物資を運ぶ人と牛を描いた銅板がある。

 銅板がある通りから曲がるとかつて番所があった通りに出ると、今でも当時を連想できる茅葺屋根の民家がある。

 番所から斑尾高原スキー場方面へ行く登り坂を歩いてみた。

 

 

集落の家が途切れた付近にあった細い道。コンクリートのような舗装はしてあるが、 自動車が通れる幅ではなく当時の道と思われる。

 当時の道と思われる細い道を登り切ったところから見た千国集落。

 

 木からたくさんのクルミが落ちていた。

 昔の田舎を感じられる家。少し歩いて千国の隣集落まで歩いた。千国集落と同じように茅葺屋根をトタンで覆った古いがある。

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合掌集落の中継点となる小京都を歩く

2018-10-19 00:28:13 | 富山県

2018年9月23日(日)

 南砺市城端地区(旧富山県城端町)は、JR城端線の終着駅であり、世界遺産の白川郷、五箇山までのバスが発着する。門前町として、そして鉄道の起点の街として栄え、古い街並が残り“越中の小京都”と言われる。

 JR城端駅。JR城端線の終着駅、一部塗装など補修されているが1897年開業時のままであり、こじんまりとした木造の駅舎に花を飾っていい感じを出していた。

 城端駅のホームにある昭和感がある絵のマップ。

 金沢と五箇山を結ぶ国道304号線沿いが街のメイン。

 正面は善徳寺の門。門だけでも大きく京都の寺のようであり、小京都と呼ばれることに頷ける。

こういう建物があちこちにあり、全国的な知名度はまだまだだが、小京都と言われるだけのことはある。

 

 祭りが終わって間もないので、街の中で“城端むぎや祭“のポスター(写真左)をよく見かけた。ポスターで見た感じが、同じ富山県の“越中おわら風の盆”と似た雰囲気を感じる。

 蔵回廊の裏通り。遠くからでは道がカーブしていたため蔵の一部しか見えなかったが、近くにくると板張りの蔵が4つ連続していてインパクトがある。

レトロな銭湯の建物を利用した小物・雑貨屋の前に掲出されていた“18才と81才の違い“。メッチャ笑えた。

街の周囲には田んぼが広がる。ちょうどソバの花も咲いていた。砺波平野独特の林に囲まれた屋敷がたくさんある。

 

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ふたつの小さな合掌造りの集落を訪ね歩く

2018-10-14 18:16:16 | 富山県

2018年9月23日(日)

 富山県南砺市の旧平村、旧上平村、旧利賀村を合わせた地域は“五箇山“と言われる。五箇山は、平家の落人伝説が残る山間の秘境であり、世界遺産に登録されているふたつの合掌造りの集落がある。

相倉集落。集落の全戸数32戸のうち20戸が合掌造り。集落を見下ろすことができる展望台からの眺望。

 3連休の真ん中の日だったが、そんなに混雑はしてなかった。世界遺産に登録される集落なので、たいていが合掌造りを利用した商売(民宿、食堂、土産屋)をしている。

 コスモスをバックに合掌造りの家を撮影。

 

 合掌造りの寺。

 菅沼集落。集落の全戸数12戸のうち9戸が合掌造り。集落の背後に庄川が流れている。

 

ダリアかな?青空、合掌家屋とセットで映える。

 

観光映えするよう演出された合掌家屋の軒下。

 

 

 

 

 

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戦国時代の名将の居城&浄土真宗開祖が流刑された街を歩く

2018-10-14 01:56:43 | 新潟県

2018年9月22日(土)

上越市の春日山には、山頂に難攻不落の春日山城があり謙信を含む上杉家4代が居城した。上越市直江津は、日本海に面し、重要航路の拠点として栄えた。また、浄土真宗の開祖“親鸞“が流刑となり上陸した街でもある。

 春日山中腹にある上杉謙信像。JR春日山駅近くにある上越市役所に駐車し、1時間近く歩いてきた。城下を感じる街並や商店街などがあるだろうと思ったが、大ハズレ。車で来れば良かった。

上杉謙信を祀った春日山神社。謙信の旗印“毘”の旗が掲出されている。

 

 春日山城から見た直江津市街。

上越市埋蔵文化財センターで謙信や春日山城を中心に、戦国時代の歴史を紹介する企画展が開催されていたので入ってみた。

 JR直江津駅。古くから重要な港として発展した街なので客船のようなデザインの駅舎。直江津に訪れ初めて知ったが、“親鸞“が流刑で直江津に流された。また森鴎外の山椒大夫の舞台となった。

 駅前広場は船の甲板のようだった。街灯は船のマストのようだった。

 駅周辺が中心部で、商店街となっている。雁木の通りもある。今回は時間がないため駅付近しか歩いてないが、海辺に行けば山椒大夫の“安寿と厨子王”の供養塔やら親鸞聖人の上陸の碑があるそうな。

 

新潟県内では和菓子屋に行けば自家製で笹団子を作っている店がよくある。

 

 

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日本一の雁木の街を歩く

2018-10-13 15:42:47 | 新潟県

2018年9月22日(土)

上越市高田地区(旧新潟県高田市)は、豪雪地帯として知られ、降雪時の通路を確保するために庇を長くした“雁木”の総延長が16kmあり、日本一の雁木の街である。

 高田公園。花は咲いてないが青々としたハスの葉が池を埋め尽くしてる。ここのハス池は世界でも規模が大きく、市民は東洋一と語り伝えてるそうな。

 

 高田城。高田公園にあり、桜の名所で特に夜桜は日本三大夜桜のひとつ。これまた秋なので桜は葉っぱのみ。

 旧師団長官舎 。明治時代の和洋折衷の建築。無料で入れるのでもちろん入った。

 朝市。旧陸軍師団が高田に入ったことにより、兵隊に新鮮な野菜を食べさせたいという軍の要望により始まった。現在はニと七がつく日に開催。この日は22日でありラッキー。規模は函館や輪島と比べたらかなり小さい。

 雁木。レトロで懐かしさを感じる。道路に雪が積もっていたら、地元の人には迷惑だろうが、旅人の私にとっては情緒たっぷりだろうなぁ。

 

 高田の中心部。こちらは雁木のかわりにアーケード。

 

 JR高田駅(写真中央)前の通りは、家の庇が道路側に突き出しているので雁木と思われる。

 

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