2024年12月5日(木)
直方は、筑豊の中心に位置し、石炭集散地として栄えた街。直方駅前には、この地出身力士である魁皇の像が建立されている。
JR筑豊本線と平成筑豊鉄道が乗入れる直方駅前にある魁皇像。魁皇は、大関在位・幕内在位の歴代最長記録を持ち、幕内通算勝利数は歴代2位である。直方では、魁皇が勝利したら花火を打ち上げ祝福していた。
直方駅(写真右)前の風景。
直方駅前にあるもち吉の店舗。写真が発祥の店ではないが、もち吉は直方発祥。いまや全国展開しているが、そんなに店舗数が多くなかった頃、この写真の店舗ではないが、アウトレットを直方に買い来たことを思い出した。
人口5万人程度の衰退した石炭産業の街、しかも平日であるのに、商店街に人が多いのにびっくりしたが、毎月5日は市が開催され、ちょうどその日だった。
赤レンガ造りのかつて銀行だった建物。現在はガラス細工などのアートを展示してありレストランとなっている。ちょうどランチタイムだったのでここでランチ。オシャレな感じだった。
アーケード街を抜けると病院、商店などレトロな建物が集まっている。
直方市内を流れる遠賀川。
石炭記念館。入館料100円だが、その何倍も価値ある説明員の詳しい説明でためになった。ここに全国で唯一の模擬坑道があり、落盤、爆発の事故を想定して炭坑救護隊員が訓練を行なった。模擬坑道は、写真左の旧石炭鉱業組合直方会議所とともに国の指定史跡となっている。
JR筑豊本線の電車。かつては石炭を輸送する列車が走っていた。
筑豊電鉄の起点の筑豊直方駅。黒崎駅(北九州市八幡西区)まで16kmの鉄道。JRや平成筑豊鉄道が乗入れる直方駅からは徒歩10分程度。