強風!第2回 SHUGYOKU CUP

お誕生日おめでとー!

関東地方が梅雨入りしてから最初の週末がやってきました。大島レースの翌週も、またまたクラブレースです。ちょっと息切れ気味だけど、このまま一気に夏まで駆け抜けたいと思います!今週は「SHUGYOKU CUP」で北のド強風に吹き倒されてきました!

梅雨入りしたとは思えないサワヤカな朝です。この時期には珍しく朝から北風がしっかり入っているので、涼しくてカラっとした空気です。思わずスキップしそうになります。
レース海面に到着すると、あり?予報よりかなり吹いているんですけど。一面白波だらけです。No.3積んできてよかったー。
本日のメンバー7名。うちジョシ3名。この風ではちょっとウエイトもアンダーで、いつものトリマーとタクティシャンが不在なので、変則ポジションです。背後からの統括がいないので、後ろの方が心許なく、若干スースーする感じ。

第1レース、ガストで20ノット程。ヘッドセイルを上げるとき、ラフをちょっと破いてしまい、応急処置をしながらスターティング・マニューバに入ります。間に合わなければ最悪このままスタートになることも覚悟してラインに張り付きます。無事ジブあがり戦闘モードに入ったのはスタート2分前だったけれど、なんとかロスなくスタートできました。

 うーん、吹きあがってきたようだけど、きっと気のせいです。風速25ノットとか表示されるのも、きっと目の錯覚です。少なめのタックでカミマークにアプローチし、スピンは落ち着いてからアップ。上がった瞬間にバーンとはらんで、爆走開始です!心臓がキュンとなります。

スパンク速ーっ。 波のない強風、水面を切り裂きながら、波柱を垂直にあげて異次元スピードで飛んで行ってしまいました。ホビも、度胸一発ジャイブがなんとか決まり、下マークまでのアクションは余裕を持って早番にしようね~と言っていた矢先、2人前に行ったらバウ沈やってしまいました大ブローチング!下マーク直前で切れ上がってしまったので、最後落としきれなくなり、ブームを押さえながらムリ帆でなんとか回航。ひゃー!毛根から脂汗が噴出します。

次のダウンウィンドでも勢いで懲りずにスピンを上げました。喉カラカラ、野生ジャイブ未遂を起こしながらも頑張って完走。長いこと横倒しになっていたのが響き、着順15位、修正13位。

続く第2レース。スタート直後、風速29ノットの数字が見えたと思ったら、その後表示がおかしくなりました。マストトップを見上げると、風速計ユニットが吹っ飛んでぶらんぶらんになっていました。青くなります。 どうか、最後まで落っこちませんように! そして次は、大きな破断音でギョっとします。ジブハリの外皮が切れて滑ったようで、ずりずり落っこちてきました。

あぁ、本日、もう色々なものを壊しすぎました…。トホホです。しかも、こんなに吹くとは思わなかったので、フラクショナルのスピンを積んできませんでした。デカスピンしかありません。慣れないポジションでやっていることもあり、2レース目は「スピン、やめときますかね」ということに相成りました。ショボーン。ま、仕方ないです。

スピンを上げないダウンウインドはなんて平和なんだろー!脂汗も出ないし、脈拍も静穏だし、天気もサイコー! 一気にピクニックモードになって、気持ちよくレースを完走。このレースは着順14位、修正13位でした。
本日の総合成績は21艇中、14位。不完全燃焼だけど、シリアストラブルではなかったのでヨシとします。

優勝は、強風番長ガイアでした!おめでとうございます! 上位の顔ぶれは盤石のチームばかり。ホビもこの環境で揉みくちゃにされながら、これからも楽しくガンバリマス!

第2回SHUGYOKU CUPリザルトはこちら

本日のメンバー:7人
バゥ=Teruさん
マスト=T田さん
ピット=みぉぅちゃん
ヘッドセイル=チ・ャオさん、風呂井戸先生
メイン=ろって
ヘルム=わたし

ビーサンネタはバルクヘッドマガジンにも連載中です。
BULKHEAD MAGAZINE「連載 ヨットレース繁盛記」

 
 
 
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