よむよま

よむ・よまない、それから。

風のガーデン7話

2008-11-20 23:09:34 | 見る
緒形拳が「二人のこどもたちがすばらしいので、見てください」と言ってたの、
よくわかりました。

あの娘が父親を許しているのが、意外だったけど。
むしろ一緒にいなかったからだろうか、と思ったりする。
家族、親子、夫婦、一番めんどくさい、厄介な関係だよね。

ミサワのおじいちゃんが亡くなるシーン、緒形拳はどんな気持ちで演じたんだろう。


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西洋と日本

2008-11-19 22:38:58 | 読む
「驕れる白人と闘うための日本近代史」松原久子
明治維新が日本の近代の夜明けではなかったという本です。

が、そういう幕末史の検証のために書かれたのではなく、
黒船に乗ってやって来た欧米人によって、遅れた文化の日本が近代化できた、
500年も遅れていたのによくできたのう、と思い込んでいる西洋人に対して、
江戸時代の日本の文化水準を示すことによって、
その考えは間違っていますよと主張するために書かれたもの。
すンごく威勢のある文章で、えらい勢いの力技で、大ナタをふるい続けて、
最初から最後までいきます、松原先生。
もうね、すごいよ。
ドイツで平手打ちを食ったそうですが、
日本でもうちょっと話題になってもよさそうなもの。
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怒涛の幕末維新展

2008-11-18 17:53:07 | 見る
昨日は憲政記念館で「怒涛の幕末維新特別展」を見てきた。
かなりあちこちからかなりの資料を借り出して展示していて、無料。
江戸東京博物館でやったら混み混みになるだろうと思うが、空いてます。
桜田門外の変の錦絵の解説に、憲政記念館は元は井伊家の上屋敷で、
ここから井伊大老は出て行ったと書かれてて、びっくり。
ここから桜田門はほんとうにわずかな距離、これで首を取られるとは、
やっぱりまずいよね。

永倉新八の書いた「浪士文久報国記事」もあり、
池田屋のページを開いて展示されていた。
「近藤勇が御用御改 手向かいいたすにありては容赦なく切り捨てると
声をかけて入った」と書かれているのを、しげしげ見入ってしまった。

泣血氈もあった。たぶん、初めて見たと思う。緋が茶色く変色していた。
家茂公が書いた(書かされた)攘夷を五月十日にやるという書面もあった。
きっかりした字で、いかにも若い人の感じなのが、かわいそうで。
長州あての「倒幕の密勅」って重要文化財なのよ。
でも、これ偽勅なんでしょう。大事に保存してたの?

おもしろいと思ったのは江戸城の明け渡しを子供芝居に見立てた錦絵。
迫る薩長側に、江戸城側は輪王寺宮が手をつき、
そのうしろに母親然として控えているのが天璋院、
そのうしろに隠れるようにいるのが慶喜なの。
してみると、篤姫が万事仕切ってるような大河は、まちがいではない?

東征軍の旗が菊の御紋章デカデカと腹立たしいとか、
小栗忠順のアメリカ土産のねじとか、
西郷どんが国に帰っちゃったのが明治6年とやら、
それでは函館戦争が終わってからたったの4年か、何をやっておるのだとか、
いろいろなことを思いながら見た。
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承知!

2008-11-17 18:54:14 | 慎吾
承知!と応えたんですよ、山本くんの磐音さんが。
おとといの居眠り磐音ですけど。
山本耕史に「承知!」と言われたんじゃ、いっぺんに気分が戻りますよ。
今回の磐音さんは切ない別れの予感で、それどころじゃないのにサ。
切ない顔の山本くんは久しぶり。

「篤姫」にはまった友達がレンタルで「新選組!」を見はじめて、
ついに最後の1枚まできたところで、
出払っているのでしばらくお待ちくださいとなったんだって。
出払っているということは、はやってるんでしょうか。
やっぱり大河が幕末だから?最後の1枚と聞いただけで、涙。

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早いなっ

2008-11-16 22:05:34 | 見る
「篤姫」鳥羽伏見の戦い
錦の御旗を押し立てた官軍がピーヒャラどんどん進軍してくるとこ、
これこそ「新選組!」の使い回ししてないッスか!?
あの丸太を組んだ橋、3列横隊に並んだ鉄砲隊のシーン。組!じゃん。

しかし、本当に一瞬で、戦闘場面なしで鳥羽伏見は終わりでした。

幕末ものといえば、どうしても舞台は京都になる。
今年のはせっかく「薩摩と江戸」なんだから、
めったに描かれない、江戸で暴れまわった薩摩のしわざや、
彰義隊のことを出せばいいのに。

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お医者さん

2008-11-15 15:19:35 | 雑記
母のお供をして、巻き爪の治療に整形外科に行った。
初めての診療所で、母と相性が良いかどうか?

巻き爪は、爪を伸ばしましょうということで、端に脱脂綿を挟んで終わり。
その後、母が手を見せて、こっちの親指がバネ指で、
こっちも痛くてここは朝突っ張るんですと訴えると、先生は母の手を取り、
「ああ、これは使いすぎでなるんだね。
こっちは腱鞘炎、こっちは関節の変形症。どっちも使いすぎなんだよね。
痛いとき、朝起きたときは、やさしくマッサージして、グーパーして」
と指をさすりながら、説明してくれた。
よほど痛くなれば注射や手術もあるが、と。

よかった。これは母の希望してたお医者さんだ。
パソコンの画面だけを見つめて、データ上は問題ないですよと言うだけの
大学病院のお医者さんがイヤになってたから。不安も解消されないし。

それにこのオジサン先生は
「年のせいでしょうか、老化で」と言う母に、
「そんなことないない、使いすぎれば20代だってなるんだよ」と言った。
母は以前、新宿の大学病院で「老化ですよ、老化!」ときつく言われて、
あそこは二度と行かないと息巻いておりましたのでね。81歳ですけど。

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ガブリエルさま

2008-11-14 22:01:31 | 見る
「風のガーデン」6話。涙ぐんでばっかりいた。
あの最初のガーデンのシーン、ばったり出会ってしまった父と息子。
「大天使ガブリエルさまですか?」
「そうです」
最高でしたね。おかしくて悲しくて。

「父をよろしくお願いしますっ!」と言われてしまった不肖の父。
これはたまりませんでした、もう涙涙でした。
最後の、今度は娘との再会シーン。
ガブリエルの名で乗り切ろうとする父を振り切って、
娘の車が走り去ったあとのガーデンと家の画面が強力で。

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青空

2008-11-13 20:23:55 | 歩く
とっても久し振りにきれいな青空でした、ほんとに雲ひとつない。
今日は昭和記念公園に行った。
日本庭園の真っ赤な紅葉が見事で、素人カメラマンが群がってた。
暖かくていいお天気でゆっくりお抹茶をいただきました。
お菓子はまるまる太ったもみじの形の上生菓子。
おいしゅうございました。

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ハルカ・エイティ

2008-11-12 22:01:33 | 読む
「ハルカ・エイティ」姫野カオルコ
変わった味わいの小説だった。
主人公の大正生まれのハルカさんも、軍人さんだった旦那さんも、
えらくオトナ。
ていうか、登場人物も物語の進展も、ほとんど湿り気がないの。
この著者の本を初めて読んだので、このひとの特徴かどうかはわからないけど、
小気味よい感じでしたね。
語り手がいるわけではないが、現代に生きる私(書き手)が見ているという
視点が挟まれるのがおもしろい。
ひとによっては、そこが理屈っぽく感じるかも。

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嫗山姥

2008-11-11 22:56:06 | 見る
歌舞伎座11月は仁左衛門の松王丸がよかった。実がある。
千代が藤十郎だったから、派手なコンビでしたね。
でも、なんだか毎回のように寺子屋を見てる気がする。流行があるのか。

「嫗山姥(こもちやまんば)」
私は、女形のしゃべりを見せると言われてるシーンしか知らなかった。
あそこだけ独立して舞踊として出されたりする。
夫の魂を飲み込んで(?)両性具有みたいな怪力女になって、
足柄山で金太郎を生んで育てるんでしょ。八犬伝みたい。

お姫さま役の梅枝という若いひとの声とセリフがよかった。
時蔵の息子かしらね。

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