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「7.2新しい別の窓」(2021.7.4)2桐谷健太・高橋克典・篠田麻里子と俳優トーク

2021-07-06 22:28:18 | 慎吾
「7.2新しい別の窓」(2021.7.4)2桐谷健太・高橋克典・篠田麻里子と俳優トーク
3人と3人はそれほど接点はないよね。
克典さんとはかろうじてかなり昔、慎吾くんは月9ドラマ『For You』で、つよぽんは『沙粧妙子』スペシャルで、それぞれ共演があるそうですが、桐谷さん篠田さんは「スマスマに出させていただきました」
桐谷さんはおじゃMAPのゲストもあったと。そうでしたっけ。
慎吾くんたち3人よりも、なぜかアマノッチのほうがドラマで共演してるんだって。克典さんは、MCのアマノッチに質問されるとていねいに答えつつ、
克典「なんでおまえに敬語で話してんだ!」なんて言ってた。ずいぶん親しいのね。

克典さんたちは舞台の宣伝でいらっしゃいました。黒澤明監督、三船敏郎主演の映画『酔いどれ天使』の舞台化。9月明治座だそうです。演出は三池崇史監督。
三池監督といえば、ゴローちゃんの『十三人の刺客』ですが、
ゴロ「漫画みたいに全部の絵コンテができていて、それに従って撮影したんです」
三池監督のエピソードから慎吾くんが、
慎吾「僕、『スキヤキジャンゴ』に出てるんですよ!」
『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』という、かなりぶっ飛んだ映画でしたね、見に行きましたよ。全編英語でめちゃくちゃアクション、出演俳優がすごくて、佐藤浩市、香川照之、堺雅人、話は源平合戦、作りはウエスタン、血みどろエロもグロもあるって感じ。慎吾くんはその凄い本編ではなく、プロローグのようなワンシーンに出演した。
慎吾「タランティーノ監督と二人だけのシーンで」
アマノ「それはいったいどういう経緯でオファーが来たの!?」
慎吾「知らない。行ったら、タランティーノ監督が遅れてて、いま空港に着いたところだって。しばらくしたら、荷物背負ったタランティーノが汗だくで、モウシワケナイ、オクレタ!って現れて」
アマノ「日本語で!」
慎吾「そう。僕にも、モウシワケナイ、オクレタ!って。それですぐ、バンバン!って撃ち合って、それで終わり」
クレージーでシュールな場面だったのは覚えてる。でも、あれは本編と関係あったのかしら?(本編に出たかったよね)しかし、克典さんたちも、映画に詳しいアマノッチも、ゴローちゃんもつよぽんも、「ああ、あれね!」の反応なし。誰も知らないのね。

克典さんは途中から挙動不審になったの。まずスマホを取り出して、撮っていいのかな?いいの?とこそこそして、
慎吾「いいですよ!SNSバラエティなんですから。でも、ちゃんと撮ってください、そんなこそこそしないで」
次には、急に顔を隠しはじめ、
克典「なんかオレ、松崎しげるさんみたい!」
モニター見て、顔が黒い!わー、松崎しげるさんに見える!映さないで!と一人でオタオタしてる。どうなさいました?誰も気にしてないと思いますが?

先輩でふだんは全然違うという人はいますか?という話から、
アマノ「どうですか?佐藤浩市さんとか」
慎吾「ふだんからコワイです」(笑)
慎吾くんが浩市さんを怖いと思ってるのは、最初の出会いが「芹沢鴨」だったからなのよね。つよぽんが高倉健の映画で浩市さんと初共演したときは、お互いに普通の人の役だったから、「浩市さんていい人だよねえ」としか言わないのを見ると、わかりやすい。もしもつよぽんが犯人役で、浩市さんが汚いマネも平気でする刑事で追い詰められたりしたら、「あの人コワイよねえ」って言ってるんじゃない?

克典さんがデビューしたてのころ、緒形拳さんと初めて共演して、リハーサルやテストをやらずに、本番でいきなり平手打ちされたエピソード。
恋人を緒形さんに取られて家に乗り込んだ青年という設定で、ドアを開けてやりとりしてたらいきなりビンタ!おもわず殴りかかりそうになったのを、本番中だとグッとこらえたら、監督に「初めていい演技したな!よかったよ、お礼言って来い」と言われた。
アマノ「3人はそういう経験はありますか?リハではやらなかったことを急に本番でやられたとか」
慎吾「僕『座頭市』の映画で仲代達矢さんと共演させていただいたときに、仲代さんはずーっと、もうこんな年寄りなんであんまり動けませんってショボショボしてたのに、立ち回りになったらすっごいんですよ!物凄い太刀さばきで来られて!映画見てもらったらわかるけど、僕、本気でよけてるんですよ!それがカットがかかるとまた、もう年寄りなんで勘弁してくださいってショボショボして」
わざと?演出して?
いやいや、案外ホンネだったかもしれないですよ。仲代達矢といえば、若いころは、それこそ黒澤映画の常連、主役の三船敏郎と対峙する最強の敵役をやってたんだから、こんなもんじゃないんですけどねというぐらいの気分だったかもしれないですよ。
ゴローちゃんから出たエピソードは、
ゴロ「本番は違ったというと、ラブシーンが・・・」
アマノ「おっ、いい角度の話が来ましたね!」
殺陣はシンゴ、ラブシーンはゴロー!
ゴロ「二十代前半のころで、年上の女性に恋する役で、二人の長いキスシーンを円形レールでカメラがずーっと回りながら撮ってるんですよ。唇の重なりの感じとか、本番は、こう・・・」
アマノ「ナニカ入って来ちゃったり?」
ゴロ「そう。全然違うんですよ。だからこっちもテンション上がるし、ほんとに好きになっちゃって」
アマノ「オオ!オオ!」
つよぽんは?
つよ「僕はそういうのはないけど、使う道具が、これは本番一発しかできないんですと言われて、ゴン!と殴られた武器が、ほんとに痛かったことがあって」
色気も何もない(笑)。
篠田麻里子さんが鶴瓶さんからいい言葉をもらった話から、
アマノ「3人も鶴瓶さんとは長いおつきあいでしょ?何かいいお言葉はありますか?」
つよ「鶴瓶さんのお宅に行ったことがあって。プールがあるんですよ。プールで泳いで、それで僕、3万円失くしたの。そしたら、おまえが勝手に失くしたんやろって言われて」
アマノ「せっかくいい話のあとなのに」
つよ「でも、何年かあとに、正月にお年玉で3万円いただきました」
まあ、いい話。

(つづく)
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