よむよま

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民王スピンオフ「恋する総裁選」

2016-07-30 21:10:15 | 見る
4月に録画しておいた「民王スピンオフ~恋する総裁選」をいまごろ見た。
なんておもしろいの!

遠藤憲一の武藤泰山の秘書になる前の貝原茂平(高橋一生)の物語。
そもそもお父さんが大臣秘書だったのね、大臣は升毅。ワルイ奴です。
お父さんはこの人を守るために自殺した。
その後、学校を出させてもらった恩義と、お父さんから受け継いだ矜持、
総裁選の最後に「ハチの一刺し」(古いかな)で、恩義よりも「秘書としての正義」に立った貝原。

総裁選の裏側の買収・恫喝・恐喝・ハニートラップ、ひっくり返しひっくり返される裏切りの重ね餅がすごくおもしろいし、
いまの政治状況の中で見ると全然おおげさじゃなく、むしろリアル。
政治家の秘書は政治家個人に仕えるものではなく、国民のために働くものだというお父さんの遺言が、
政権のトップが「国民のための政治なんてだめだ」と言っている、このただいまの現実に響くよ。

相武紗季が貝原の初恋の相手で、二人とも、中学生の制服姿に違和感ない、オドロキ。
一生くんはカワイイし、やたらとおもしろい!
硬質な持ち味が逆に効果的よね。
松重豊とやってた「世にも奇妙な物語」のクイズの話、
あれもちょっと強面のオジサンと組んでおもしろかったけど、これもまさにそう。
升毅からエンケンさんという。
強面オジサンには高橋一生を。
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