カルパラ、カルチャーとパラスポーツ。
11月24日NHKで放送された、パラスポーツの番組。
慎吾くんや山里亮太、武井壮、篠田真理子らが、パラスポーツの選手たちとともに、
カルチャーを通じてパラスポーツを紹介していく。
単にこういうものですよという紹介ではなくて、
アニメや漫画でパラスポーツを描こうとしているグループや、
障害のあるダンサーなど、
カルチャーの面からの観点でしたね。
武井壮はああ見えて、パラスポーツにもかかわってるようで、
自分でもやってみて、よくわかってるし、選手や義足の作り手もよく知ってるらしい。
自分は何でもできる自由な体を持っているのに、それでも窮屈だなと感じたりする、
パラスポーツの彼らを見てると、そんなこと思って負けてらんないなと思うって。
慎吾くんは女性ダンサーの森田さんを訪ねて、リハーサルを見せてもらい、
二人で話をした。
この森田さんは少し前にNHKで紹介されてたね。
背骨が歪んでしまう病気で、小さいころから不自由なのにもかかわらず、
踊ることが大好きで、芸術系の大学に行きたかったけど、入学を断られ、
独学でダンスをやってきた。
いまは健常者のダンサーと一緒にパフォーマンスをやってる。
今回は横浜でそういうイベントがあって、
そこに出演するための作品を練習しているところへ慎吾くんが訪ねていった。
ほんとに「不自由な体」なのよ、この森田さん。
身長も普通の成人の半分ぐらいかな。
「まず見てほしいのは体」と言う。
いろんな体の人がいる、それがあたりまえなんだというのを見てほしい、と。
慎吾くんが「障害を個性だと思っているんですか?」と質問したの。
ちょっとドキッとした、私。
慎吾くん、すごいなと思った。
この質問を障害のある人にするって、勇気いるよね。
森田さんは冷静に「きっちりした振付のダンスではなく、
(自分がやっているような)こういう分野なら個性と言えると思う」と答えてた。
これもすごいなと思いました。
私、ちょっと思ったのは、山海塾とか、舞踏と言われるジャンルの表現者たちは、
ほぼ「障害があるかのような肢体」を表現として形作っていた。
それはある種の衝撃、インパクトのための演出だっただろうと思うけど、
そういう暗い衝撃じゃない方向の、「いろいろな体」ってあるかもしれない。
コンビを組んでいる健常者のダンサーを、
「最初、サポートする人と思い込んでいた」と慎吾くん、
「でも、そうじゃないんです。同じダンサーなんですよ」
義足の陸上の女子選手たちが、大腿部がきれいな柄の義足をつけていて、
「勝負義足があるんです」と。
競技のときは派手な柄を選ぶ。
大腿部の部分に布をかぶせることで、柄のある義足ができるらしい。
布なら何でも使えると聞いた慎吾くんが、
「じゃ、僕が絵を描いて、それが布でありさえすれば、使える?」
目が輝きましたよ、女子選手たち。
それ、できるといいよね。
山ちゃんが「これができないというと、じゃあできないと終わりがちだけど、
これができないなら、できることは何だ?という選択肢があるんですよね」と熱弁。
うん、あなたもいいこと言うね。
中居くんの番組に出てるときとは違うね!
番組としておもしろかったし、慎吾くんもほかの出演者も、
気をまわしすぎて通り一遍になるんじゃなくて、
素直に率直な姿勢で向き合ってて、よかった。
パラスポーツというのは、
健常者のスポーツから、しかたなく何かをマイナスしたもの
(と私は漠然と思っていた)
ではないんだね。まったく別のものとして確立したスポーツですね。
NHKといっても関東ローカルの放送だったが、
反響が大きいのでオンデマンドで無料配信すると発表があった。
11月24日NHKで放送された、パラスポーツの番組。
慎吾くんや山里亮太、武井壮、篠田真理子らが、パラスポーツの選手たちとともに、
カルチャーを通じてパラスポーツを紹介していく。
単にこういうものですよという紹介ではなくて、
アニメや漫画でパラスポーツを描こうとしているグループや、
障害のあるダンサーなど、
カルチャーの面からの観点でしたね。
武井壮はああ見えて、パラスポーツにもかかわってるようで、
自分でもやってみて、よくわかってるし、選手や義足の作り手もよく知ってるらしい。
自分は何でもできる自由な体を持っているのに、それでも窮屈だなと感じたりする、
パラスポーツの彼らを見てると、そんなこと思って負けてらんないなと思うって。
慎吾くんは女性ダンサーの森田さんを訪ねて、リハーサルを見せてもらい、
二人で話をした。
この森田さんは少し前にNHKで紹介されてたね。
背骨が歪んでしまう病気で、小さいころから不自由なのにもかかわらず、
踊ることが大好きで、芸術系の大学に行きたかったけど、入学を断られ、
独学でダンスをやってきた。
いまは健常者のダンサーと一緒にパフォーマンスをやってる。
今回は横浜でそういうイベントがあって、
そこに出演するための作品を練習しているところへ慎吾くんが訪ねていった。
ほんとに「不自由な体」なのよ、この森田さん。
身長も普通の成人の半分ぐらいかな。
「まず見てほしいのは体」と言う。
いろんな体の人がいる、それがあたりまえなんだというのを見てほしい、と。
慎吾くんが「障害を個性だと思っているんですか?」と質問したの。
ちょっとドキッとした、私。
慎吾くん、すごいなと思った。
この質問を障害のある人にするって、勇気いるよね。
森田さんは冷静に「きっちりした振付のダンスではなく、
(自分がやっているような)こういう分野なら個性と言えると思う」と答えてた。
これもすごいなと思いました。
私、ちょっと思ったのは、山海塾とか、舞踏と言われるジャンルの表現者たちは、
ほぼ「障害があるかのような肢体」を表現として形作っていた。
それはある種の衝撃、インパクトのための演出だっただろうと思うけど、
そういう暗い衝撃じゃない方向の、「いろいろな体」ってあるかもしれない。
コンビを組んでいる健常者のダンサーを、
「最初、サポートする人と思い込んでいた」と慎吾くん、
「でも、そうじゃないんです。同じダンサーなんですよ」
義足の陸上の女子選手たちが、大腿部がきれいな柄の義足をつけていて、
「勝負義足があるんです」と。
競技のときは派手な柄を選ぶ。
大腿部の部分に布をかぶせることで、柄のある義足ができるらしい。
布なら何でも使えると聞いた慎吾くんが、
「じゃ、僕が絵を描いて、それが布でありさえすれば、使える?」
目が輝きましたよ、女子選手たち。
それ、できるといいよね。
山ちゃんが「これができないというと、じゃあできないと終わりがちだけど、
これができないなら、できることは何だ?という選択肢があるんですよね」と熱弁。
うん、あなたもいいこと言うね。
中居くんの番組に出てるときとは違うね!
番組としておもしろかったし、慎吾くんもほかの出演者も、
気をまわしすぎて通り一遍になるんじゃなくて、
素直に率直な姿勢で向き合ってて、よかった。
パラスポーツというのは、
健常者のスポーツから、しかたなく何かをマイナスしたもの
(と私は漠然と思っていた)
ではないんだね。まったく別のものとして確立したスポーツですね。
NHKといっても関東ローカルの放送だったが、
反響が大きいのでオンデマンドで無料配信すると発表があった。