よむよま

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「直虎」第25回

2017-06-26 22:05:40 | 見る
「おんな城主 直虎」第25回
今回は「高橋一生の手」が見せポイントでございました。

井伊家が気賀で売った材木を買い取ったのは成川屋という商人。
その成川屋が怪しい動きをしている、井伊の材木は徳川へ売られたらしいと知った今川は、
謀反の疑いありと直虎を呼び出した。
(成田屋だったら、信長やってるけどね)
また言いがかりをつけて、「申し開きをしに来い」と呼びつけ、はじめから話を聞く気はなく、殺すつもりだ。
今川の公用方(じゃないけど、いつも殿様の側にいる)関口が矢島健一さんなんですよ、
今年はいじわるな役。
井伊まで政次と一緒に乗り込んできて、直虎を駿府へ同道すると言う。

明日は駿府へ行かねばならない、どう切り抜けるか。
考えるために碁盤に向かう二人。
今回は、政次は今川の目付という敵方そのものなので、
二人は別々に、それぞれ一人で碁盤に向かっている。
このシーンが象徴的でよかったわ。

その考え込む政次のもとに義妹なつが来て、うしろからそっと抱き、愛の告白を。
政次は彼女の手に自分の手を重ね、「気持ちはうれしいが」と言った。
直虎のことしか思ってない。

駿府へ出発した一行。
途中で直虎はわざと毒薬を飲んで発熱して寝込む。
なんでかというと、売った材木を取り戻して今川に届け、「これこのとおり井伊は忠義ですよ」と見せようと考えたのだが、
取り戻したという報告がまだ来ない。
時間稼ぎをしようと考えたのだ。

仮病か?と関口に疑われて確認に来た政次に、高熱に苦しそうな直虎は、
「政次が見に来るなら毒薬を飲まなくてもよかったな」と言うの。
そして、自分がもしもの場合は「井伊を頼む」と。
政次、泣きそう。コクンとうなずいた。
直虎の熱いほほに手を当てた政次、
「おれの手は冷たかろう」
鬼目付だからなとか、小さいときからおまえの手は冷たいとか、憎まれ口をきく直虎。
愛の交感?

結局、材木の報告の来ないまま駿府へ着き、必死で申し開きをする直虎、
これまでかというところへ、龍雲丸たちが取り戻した材木を運び込んできた。
六左衛門たちが最後の手段として龍雲丸に頼んで、
またまた龍雲丸がカッコよく活躍した結果なんですね。
脚本家が柳楽優弥のファンなんじゃないか?
コメント
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