よむよま

よむ・よまない、それから。

しこり、くすぶり、わだかまり

2013-08-14 18:15:51 | 見る
大河「八重の桜」京都での再出発

京都の覚馬の家で一緒の生活がはじまって、
娘はお母さんを思って打ち解けない、
時栄に対してどうにもならない気持ちが、八重にもある。
(私が読んだ本では、まっとうな妻ではないからと、八重は時栄を追い出してしまうとあった)

覚馬の上司が長州人であること、薩摩藩邸を買わないかと訪ねてくる西郷隆盛、
敵愾心を抑えきれない八重。

黒谷の金戒光明寺で、もとは殿と重臣たちの公務の部屋の場面は泣けた。
あの殿様のうしろに龍の絵がある部屋、
神保父子やB作さんや、重臣たちがみんないるシーンが回想で出たの。
みんな死んでしまった。

そこで八重は、薩長に対する憎しみを覚馬にぶつけるの。
会津を滅ぼしに来た薩長は許せねえ、
もう戦ってはならないというなら、踏みにじられたままなのか、って。

八重のセリフは、言ってほしいと思っていることを言ってくれた。
「会津は逆賊でない、まつがったことはしてねえ」とか、
「二千発もの砲弾を撃ち込まれたお城に、あのときあんつぁまはいなかったから、わからねえんだ」とか。

覚馬は、会津を捨て石にした新政府の政治はまちがっている、
京都で行政のブレーンとして働いている、これが自分の戦だと言うの。
知恵や知識を身につけること、これからは学問がおまえの武器だ、
女子であっても学びたかった八重ならわかるはずだって。

戸惑いながらも、覚馬に従って、女紅場へ舎監として行く八重。
明治の八重の再出発。
いろいろ泣けてしまった回でした。
来週は尚之助と再会らしい。ううむ。

岩倉使節団の通訳として、ワシントンで新島襄が登場。
ミッチーの木戸孝允が、帰国して出仕しないかと誘うところがあった。
桂さん、この新島は以前は斎藤一だったんですよ、とニヤニヤしてしまう私。
桂さんが逃げ回った新選組の。
コメント
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