ドラマ二題

昨夜はいいドラマを二つ続けて見た。

土曜時代劇「浪花の華」北前船始末・後編
章の一生懸命さに涙が出た。
小説を生身の俳優が演じるときに、ぶちこわしになることが多いけど、
これはプラスになってるのね。

「長州が動いている。気をつけろ！」と久坂玄瑞の池内さんが言った。ふふふ。
予告でスゴイ顔して向ってきた侍は今井さんではないか？

そのあとの特集ドラマ「お買いもの」
老夫婦が東京にやって来る話で「新・東京物語」のおもむきだった。
おじいちゃんの久米明が、素なの？というような感じ。
ほかのみんなもそうなんだけど、自然。

なんかありがたかった、このドラマ、私にとって。
おじいちゃん、おばあちゃん、娘、孫、
ヘンに気をつかうでなく（つかいすぎてぎこちなくなることもなく）、
やさしくしなければと無理するでなく、
でも、誰も冷たくない。
素っ気ないような、自然な家族の距離感が心地よかった。
孫娘の市川実日子がよかったなァ。

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