全国で唯一、熊本電鉄で最後の1輌が運行していた“青ガエル”こと、元・東急5000系電車が本日を持って引退した。
老朽化が激しく改修のための部品が揃わないことや車両の形状の関係で冷房が取り付けられないことなどがその理由だが、1957年に作られ以降、60年近くも現役で頑張り続けていたことに、まずは敬服の意を表したい。
九州生まれ・九州育ちの私にとっては、東急といってもほぼ馴染みがないため、首都圏の多くの鉄道ファンのように「懐かしい」「昔乗ってたね」といった感情は残念ながらない。
しかし、1度見ただけで目に焼きついてしまうあの顔、そしてずんぐりむっくりとしたその車体に、昭和のいい時代が懐かしく感じられてしまう。
しかも、1985年に熊本にやってきたということは、もう既に30年以上も経っている。人生(車生?)の約半分を熊本で過ごしているんだから、熊本ネイティブと言ってもいいよね?
残念ならが所用で、今回の引退運行には立ち会うことができなかった。
だが実は、「そろそろ引退が近い」という話を聞き、4年前に北熊本駅へ乗りに行った。
その様子は こちら を参照。
このときは、乗客も少なく、自転車を持ち込んで乗車したっけ(今回は人が多くて自転車持込みは絶対無理だっただろうね)。
生者必滅。
栄枯盛衰。
形あるもの、いつかはこの日が来るとはいえ、やっぱりさみしいものだ。
今後は北熊本駅に保存され、イベントなどで使われるらしい。
よかった! 解体されなくて。
しかも第二の故郷・熊本で余生を過ごせるし。
とりあえずはお疲れ様でした。
ありがとうございました。
ゆっくり休んでください。
そして、またときどきその雄姿を見せてね!
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■今日の行動
なし
■今日の買い物
サンリブシティくまなん
サニー
■今日の献立
朝:なし
昼:即席ラーメン、調理パン(モワソン)
夕:自家製鶏の唐揚げ、椎茸の素揚げ、鮪の煮付け
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