南九州の片隅から
Nicha Milzanessのひとりごと日記
 





 熊本市の県立美術館で現在開催されている「人体の不思議展」に行ってきた。
 頻繁にTVCMが流れているので、ずっと気になっていた。怖いもの見たさの部分もある。しかし、ヒトの体の中なんて、そう見れる機会はない。そこで思い切って行ってみることにした。

 プラスチネーションというのだろうか、人体の水分をプラスチックに置き換えることで、そのままの色や柔らかさや手触り感で永久保存できる技術を施してある。
 話では聞いていたが、輪切りになった体や血管だけ、神経だけなどの展示があった。それと同時に、ヒトの体の不思議さというか精巧さというか、神様から与えられたものはすばらしいの一言に尽きる…。

 一方で、人間の尊厳を再考させてくれる展示でもあった。
 人体模型となった方々は、本当に生前にこういう状態で日本中(世界中?)を廻って展示されるということを承知しているのだろうか。少し気になった。

 いずれにしても、まだ行ったことがない方は是非一度足を運んではいかがだろうか。
 自分自身について、ヒトの生と死について、考えさせられるような気がする。

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