今日は、封切り日以来、観たくて観たくてしょうがなかった映画を観に行った。
去年、日本中、いや世界中を感動させた、小惑星探査衛星「はやぶさ」の事実に基づいたストーリーの映画化。
『はやぶさ/HAYABUSA』主演:竹内結子。
映画の内容についてはここで多くは書けないが、一言で言うなら「感動した」。これに尽きる。
テーマは「物事に「失敗」なんてない。それは成果なのだ」
素晴らしい。
幾多のトラブルに見舞われながらも、スタッフのアイデアと決断力でその困難を乗り切る姿。日本人が忘れかけていたモノを呼び起こしてくれたような気がする。
満身創痍で7年ぶりに地球に戻ってきたはやぶさが、イトカワのサンプルが入ったカプセルを無事切り離し、最期に地球の姿をカメラに収めた後に、大気圏に突入して粉々に砕けながら流れ星となって消滅していくサマは、涙なくしては見られなかった…。
実際のはやぶさ帰還のニュースの際に、関係者は勿論、中には報道記者でも涙を流していた人がいたが、その涙の本当の意味が分かったような気がした。
佐野史郎と西田敏行が、JAXAの川口教授と的川教授にかなりソックリなところもよかった。
冴えない科学者の玉子役を竹内結子が演じている。あんなに綺麗な女優なのに、こんな地味な研究員の役もできるんだね。今回の撮影、メイク時間は男優並みに短くて済んだらしい。
はやぶさの映画が今後、あと2本も他社から配給が予定されているらしい。
もう、楽しみでしょうがない。
そして11月には熊本博物館にはやぶさのカプセルがやってくる! 待ち遠しいなあ。
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