Second Life:可能性は無限で、その先に何が待ち受けているかは誰も分からない

2007年04月02日 | 人生はマーケティングもある。
織田浩一氏が米国Virtual Worlds 2007のレポートを上げている

いつもながらに近未来を感じさせる文章である。

そこに書かれている一文を紹介する。
セカンドライフのLinden LabのCEO(最高経営責任者)Philip Rosedale氏のスピーチについての記述。

『最後に、彼の弁護士の友達がインターネットの初期、ブラウザ「Mosaic」を初めて見せられた時のエピソードで話をまとめた。友達は、それを見た瞬間に「これはすごい」と思ったものの、結局弁護士の仕事を辞めて、この業界に入るようなことはしなかったという。そしてその後、「すごいと思ったけど、そのすごさを完全に理解していなかった。想像をはるかに超えているものだったから」とRosedale氏に語ったという。Rosedale氏は、「今の Virtual Worldsも同じで、この業界は生まれたばかりでこれからコミュニケーションやマーケティング、メディアを大きく変革していく。その可能性は無限で、その先に何が待ち受けているかを理解するのは誰もできない」とまとめた。』

私も十年ほど前に、ブラウザ「Mosaic」を初めて見たときに感じたことと同じことを、その弁護士は感じたのだろう。ただ、私はその弁護士ほど洞察力は無かったのだと思う。彼は、自分の洞察力をはるかに超えたものにしり込みしたのだから。
私は、風に吹かれるまま、おっちょこちょいにも、こちら側(mozaic側)に来た。そして、まだまだ、Mosaic側でがんばっていく余地は多いと思っている。ここで、どこまでできるかわからないけど。

今、幸いなことにセカンドライフに出会うことができた。
「これはすごい」
しかし、そのすごさを十分に理解するには私の想像力はとても非力だ。なぜなら、その先に何が待ち受けているかを私は分からないからだ。
ただ、10年後にまちがいなく迎えるだろうセカンドライフ的な世界、そして私の身が滅びた後に間違いなく出現するであろう「Second Life的世界のその先」に対してなにかできることがあるのではないか、と思っている。

私の後輩たちが、私の子供たちが、間違いなくそこで暮らすであろうその地(Second Life)を用意する(買っておく)こと位が私にできることではないかと、そんな風に思い始めている。