和歌山:太地:鯨の大和煮缶詰

2006年09月03日 | 人生は旅である。
私を含む前後何年かの世代には、あまりにも懐かしい「鯨の大和煮」。給食に必ず出ておりました。

「鯨が出た日はご馳走だったんだよなあ」と懐かしむ方は結構お歳の方。
「たま~に出たけど鯨の竜田揚げだった。うん、まずくは無かったね」という人は私より若い方。
私に言わせるとぶっちゃけ

「これほどまずいもの、喰ったことねぇ~。」という思い出しかないのですが。

で、この夏、太地へ行ったじゃないですか。

「くじらの博物館」のお土産コーナーにおいてあったですよ。こちらの「鯨の大和煮缶詰」

ご当地ならではのお土産なので買ってまいりました。

中身を陶器に空けて30秒ほどチンしていただきました。やわらかく煮えています。口の中でぽろぽろとほぐれていきます。そして、鯨独特の「獣の香り」が口に広がります。

お好きな方は、たまらんでしょうが、、、私には・・うっぷ。


機会があったら、お試しください。





京都:本願寺:飛雲閣:京の三閣

2006年09月03日 | 人生は旅である。
京都は下京区、堀川通に面して通称西本願寺(浄土真宗本願寺派、本山:本願寺)があります。

今日は「下京門前町ルネッサンス」が行われていました。
下京門前町とは、この西本願寺と通称東本願寺(真宗大谷派、本山:真宗本廟)の周辺を指しているようです。このあたりには仏壇屋や、法衣屋が立ち並ぶいかにも京都らしい路地の街です。

さて、写真は西本願寺の敷地内にある「飛雲閣」。「金閣」「銀閣」とともに京の「三閣」と称される国宝です。元は豊臣秀吉の建立した聚楽第にあったものを移設したものだと言われています。

Wikipediaによりますと聚楽第は、秀吉から甥の秀次へ継がれ、秀次失脚後いくつかに分割されて移設されたということです。

閣内に入ることは一般の方には出来ませんが、外から見てもこれが、聚楽第の一部であったことから、本体はいかに立派なものだったのだろうなあ、と感じるものです。

戦国の時代に、厳しい人生を過ごして天下人になったからこそ感じることができたのであろう、太閤さんの「侘び寂び」の境地を垣間見ることの出来る建物です。