最初の鎖場の衝撃感は今でも忘れられません
試しの鎖場という名前だけあって小さなこぶのような岩山をよじ登って、よじ降りるわけです
登り口からは上の方まで見えずどうなっているのかわかりませんでした
最初から登っただけを降りなければいけないとわかっていたなら、迂回路を選んだかもしれないですが・・・まぁここをクリアできたことが自信につながりましたのでよかったです
今の時期は山野草は少なくてこの三つ葉つつじともう少し淡い色のつつじが咲いていました
その代わりにたくさんの野鳥さんたちがとても美しい音色でがんばれ~~と言うように背後でさえずってくれておりました・・・
あの一番上に見えてる小屋までですか
まだまだ先は困難が待ち受けているみたい・・・直角に下がってくる2つの鎖場が肉眼で見えてきまして・・・恐怖に足が前へ進まなくなりそうでした
前方左に見える北側の壁は北アルプス並の厳しさ・・・ここをクライミングする人もいるらしい・・・
もうこれが何番目の鎖場かわからなくなりました・・・多分2の鎖場で65メートルだったと思います
すぐに一番えぐい感じでそそり立つ3の鎖場に到着しました
私は最後の3の鎖場では前日ほとんど眠れていなかったため疲労困憊して手がしびれて感覚がなくなり、足も上へ上がらなくなってきました
落ちたら死ぬなぁぁぁと思いながら、まじに崖っぷちにたたされたことを実感しました
一人で乗り越えるしかない状況は覚悟のうえ・・・
『ゆっくり登ればいい!!』って上から声掛けてくれたのでしばし鎖の上に乗っかるようにして体力の復活を待ち
歯を食いしばって最後の力を振り絞りながらの崖登りです
駐車場にあった立体図が今にして脳みそと身体に浸透しました
弥山頂上に到達したときの達成感は生涯忘れることはできないくらい感動的でした
ナイフエッジと呼ばれる天狗岳・・・私はもうここへ行って戻る気力は残っていませんでした・・・ただおにぎり弁当が食べたいだけ・・・(爆)
このおにぎりのおいしかったことも生涯忘れることはできません~~私の背中で供に崖を上ったおにぎりは最高の味でした
記念撮影やら・・・
頂上山荘でお土産物をいろいろ見たりしているとすぐに1時間くらい経過してしまいました(元気回復しました)
弥山頂上には鎖場では見かけなかったたくさんの人たちがいました
みんな迂回路で登ってこられたみたいですね・・・
若くてかわいい山ガールたちと共にさぁ~~下山です~~
頂上まで行ったら後は下るだけって思うけれど、下りは上りよりも体力が必要になってくる場面も多く、最後まで気は抜けませんよね。
これをきっかけに、玉茶丸さんの山ガール人生の新たなページが開かれそうですね。
山歩きというよりロッククライミングじゃん(^^;
それを登りきった玉茶丸さん、凄いわ~
私なんて山は乗り物で行ける所しか行けないわ。
昔は車が入れないような所を
オフロードバイクで走ったりもしたけど
今はそれすら出来ない(^^;
ヘタレね~。
でもこんなハードな山登りした後でも
お土産もの見て回復出来ちゃうのって
玉茶丸さんらしいと言うか・・・(笑)
多分、日頃の基礎体力がモノを言うのね。
も~怖い事がいでしょう
玉茶丸さん(爆笑)
でも何度見ても
凄~い・・・登った後の達成感
きっと登った人しか味わえない
素晴らしい物でしょうね♪
玉茶丸さん
しっかり山ガールですよ♪
がけっぷちの起たされた???とはこのことなのでしょうかね~~~。
鎖場も沢山あり、かなりの急斜面なので、びっくりしております。
達成感が・・おいしいおにぎりの美味しさも、手に取るように解る気がいたします。お疲れ様~~~。
どうして私が山登りするようになったか・・・
3年前に急に縦走を思いつき、企画に参加したのがスタートで苦しさの中での快楽を覚えつつあります
きっともうすぐ登山などできなくなった自分への思い出のプレゼントがしたくなったのだと思います
要するにお迎えを意識しだしたってこと?
下りはすごくくたびれます
石鎚山は階段ばかりなので特に内臓にまで響いた気がします
私の山ばんばの記が秋までに何回書けるでしょうか・・・
睡眠不足です
私も自分の何がここまでの原動力になっているのかわからないのですが・・・
もうすぐ体力および筋力が衰える・・・という危機意識からなのでしょうか・・・
仕事も体力が必要だし花ちゃんとの散歩も坂道ばかりなので自然と鍛えられていくみたいです
要するにスーパーばぁちゃんを目指しているわけなんですよ(爆)
こわいものをだんだん本当に知るようになり
自分が開眼していくのがわかりますよ
宮城での経験も似ゃ~1さんとの出会いもすべて目から鱗落ちの新鮮な出来事でした
視野を広くもってもっともっと自分の世界を広げていくこと・・・
限界へのチャレンジはまだまだ攻めていくつもりです
それにしてもこの鎖場では性根を入り直しました
よき修行となりました
感謝感謝でいっぱいです
肝が据わってくると言う感じを持つことができました
ロッククライミングなど生まれて初めて
石鎚は鎖場が厳しいという意識はあったのですが
想像をはるかに超えた現実でした
巻き道を行くと言う考えはまったく頭に浮かびませんでした
どうしても鎖を登っていく蜘蛛の糸・・・になりたかったんです
落ちるなら落とせと思いながら懺悔懺悔・・・
なんだか心が軽くなりました
秋にもまた登ってみたいですが一度こわさを知っているのでもっと足がすくむかもしれません
3点確保など実際には私には高度すぎますが
勉強してみます
いろいろアドバイスありがとうございます
今後ともよろしくです
心からうれしく思っています
いつの日かどうしても石鎚山と言う霊山に登ってみたかったんです
厳しい状況の中に自分を追い込んで修行みたいなことをしてみたかった?
まさしく天から伸びる蜘蛛の糸にぶら下がる蜘蛛のごとく運を天に任せてみました
でも不思議と石鎚での事故って聞きませんけど
落ちる人っていないんでしょうかね?
達成感とおにぎりの味は三ツ星レストランにも負けませんですよ!!