青木吼える、憲法改正のために参議選勝利を！

名古屋で開かれた政経パーティで、参議院自民党青木幹事長は、国旗、国歌の話題に触れるとともに、
「参議院選挙が終われば、３年間選挙はない、憲法改正ができる、そのために参議院選挙は是非勝たねばならない」と述べた。
講演では、選挙の話だけ終止し、イラク問題や年金問題には全く触れなかった。
この人の頭のなかは一体どうなっているんだろうか、こんな人に自民党を任せていいのか、まさか右翼では？と疑ってしまった。
参議院選挙の争点は憲法改正？

民主党は衆議院補選で惨敗か

衆議院補選がスタートした。小泉政権に取って逆風だが、民主党の戦略ミスにより惨敗する可能性が高まってきた。
自衛隊の問題（撤退）を前面に出してしまったからだ。
自民党の「必死に頑張っている自衛隊を応援しよう」という主張が国民の共感を得ている。
イラク問題については自衛隊問題ではなく、アメリカの戦略ミスとこれに追従する小泉政権のだらしなさを前面に出すべきだ。
日本がアメリカの行き過ぎをこの際指摘することが、イラク問題の解決だと主張すべきだ。

構造改革なくして経団連なし

経団連は東京電力の勝俣社長を経団連副会長に選出した。原発不祥事を起こししばらく要職から遠ざかっていた東京電力の復権を許した。企業不祥事は今年になっても続いている。総会屋問題、食の安全問題、リコール問題など、企業が解決すべき案件は今も山積み。談合体質も直っていない。そのような経団連の構造改革は先延ばしにし、政府や労働組合には言いたいことだけ言っている。まずは自らの襟を正すことだ。

邦人人質事件自作自演説を追う

自作自演説がインターネット上でささやかれている。
他国の人質事件とは様相が違うからだ。
出発前に３人に会った人の情報からすると、自作自演説は有り得ないが、ビデオや声明文からは不自然さが残る。
いずれにしろ前の記事でも書いたが、魑魅魍魎のイラクで何が起こっても不思議でない。
やはり、現在起こっているイラクでの重大な問題（治安悪化）と特異な事件の様相を見せている邦人人質問題は分けて考える必要がある。
冷静な状況把握と対応が必要だ。

構造改革なくして経済成長が始まる

「構造改革なくして経済成長なし」は小泉首相の決まり文句。
しかし、今の経済成長は(1)大型ディスプレイなどデジタル特需(2)中国の成長(3)民間企業のリストラ(4)アメリカの好景気などとされており、構造改革とは別の要素で、経済成長が始まってしまった。
小泉構造改革はこれからが本番だが、これまでの改革では国民負担を増やすとともに、一部の人に大きな犠牲を強いたということが明白だ。これからも同じことが続くと思うと、日本でも治安悪化しなければいいと思ってしまう

どうなる参議院選挙

つい先月までは小泉政権は参議院選挙に勝利し、選挙後も安泰と誰もが考えていた。
しかしイラク情勢が急激に悪化し小泉政権に大逆風となってしまった。
小泉政権がアメリカのイラク攻撃を支持し、復興を名目に自衛隊を派遣した根拠について、正当性がなくなりつつあるからだ。
アメリカの攻撃理由はウソだということが既に明白になってしまったうえ、今回の治安悪化は、アメリカのフセイン政権打倒後の統治計画があまりにもずさんであることがばれてしまった。このままでは内戦状態に突入する危険性までも指摘されている。
そうなると非戦闘地域の復興のために自衛隊を出した理由まで狂ってしまう。
小泉政権の信用性が薄らぎ、年金問題までも、小泉政権は説明責任を果たさず、その場しのぎだ、というレッテルを貼られてしまう。
勝利するかしないかは、これまた選挙違反事件で揺れる民主党の動きにかかっている。

跳ね上がりチンピラ軍団に翻弄する日本

馬鹿な一部の跳ね上がりチンピラ軍団が起こした人質事件に日本は翻弄されている。
ならず者、偽善者等、魑魅魍魎がうごめくアラブ社会。
イラクシーア派左派などが過激な行動を行う背後で、数多くの跳ね上がり者やチンピラ軍団が、イラク自主政権樹立時の主導権争いと金儲けを狙っている。
問題はマスコミの対応だ。自衛隊派兵とは何も関係ない。テロでもない。単なるチンピラ、跳ね上がりだ。まして小泉政権の危機とも関係ない。
アラブ社会では良くあることだ。その昔はキリスト社会も同じだった。大局観にたった行動が必要だ。

イラク・シーハ派左派の行動は許されない

イラク情勢は混沌としてきた。シーハ派左派が新政府の主導権を握りたさに過激な行動を起こしている。
彼らはイラク解放はアメリカでなく神のしわざとしている。神が与えたチャンスを自分のものしたいと考えている。
イラク以外のアラブ社会がアメリカの恐怖に怯えているのと対照的だ。
彼らは、イラク内では多数派のシーア派が政権を取れると確信している。
宗教が政治を支配する、そんな思想を持つ宗派には断固とした対応が必要だ。
これはシーハ派だけの問題ではない、日本の宗教もそうだ。政治と宗教の独立を！

イラク戦争資金は日本マネー

日銀による円高介入が約30兆円と報道された。
この資金のほとんどがイラク戦争資金捻出のために発行されるアメリカの国債購入にまわる。
しかし円高が是正されず、国債は大幅目減り。儲けはアメリカへ。
また日本のファンドの多くがアメリカの国債を買っているという事実もある。
やはりやくざに金を渡してはいけない。

アメリカを倒すには刃物はいらない

アメリカは経済やくざだ。やくざには金を渡すな、が鉄則。
日本のマネーがアメリカに行き、ハゲタカファンドなどとなってブーメランで日本に戻る。
その流れを止めればアメリカの息の根は止まる。アメリカを倒すには刃物はいらない。

イラク派兵と北朝鮮問題

日本がアメリカ主導のイラク攻撃を支持し、イラクに復興支援の名目で自衛隊を派兵したのは、日米同盟を維持するためである。
北朝鮮との緊張関係が高まり、ロケット攻撃などを受けた時、アメリカの力が必要だ。
またイラク派兵で、日本はいつでも海外に派兵できることも証明した。
北朝鮮問題だけを見る限り、小泉の判断は間違っていない。
しかし、北朝鮮問題とイラク問題は全く別次元で考える必要がある。
北朝鮮はキム総書記だけ倒せばいい。しかしイラクはフセインだけ倒しても意味がない。
そもそも民主主義の土壌のない国を支配しようとしても、新たに発生する民族紛争、部族間闘争をどうするのか、
その戦略がなければ混乱だけ招く。
その分析もなくイラク派兵した小泉の資質が問われる。

外務省に中国関係改善は無理

中国を川口外務大臣が訪問し、尖閣列島の話を持ち出した。
領土問題や靖国神社訪問問題などはお互いの原則論で終わる。
大事なのは、誰が見てもおかしい農薬問題や、中国マフィア問題を取り上げることだ。
そういう意味で中国内の日本批判のインターネット報道を指摘したのはいいことだ。
ただし制裁処置を持ち出さないと意味がない。

プライバシー侵害は個人情報漏洩

プライバシー侵害報道が問題になっているが、言葉の違いが問題だ。
個人情報漏洩と言い換えれば、明らかに世論の反応は違ってくる。
第四の権力は、自ら崩壊すれば、軍国主義の餌食だ。
世論は報道の自由より、個人情報保護だ。

年金法案の行方は公明党切りがカギ

公明党に支配された自民党がいやいや出した年金法案。
公明党の支持基盤に配慮された年金法案なんか、すぐに行き詰まるのは目に見えている。
これを成立させないと参議院選挙では協力をしないと脅かされた自民党の本音は、民主党案の丸呑み。
民主党が対案を出すのを待望している。
対案が出れば、自民党と民主党が協議して、消費税導入を前提とする法案をまとめる、これが理想。
小泉も、現在の法案が行き詰ることを前提に一本化を口にした。衆議院選と違って参議院選は公明党の協力は意味がない。
この際自民党は今すぐ公明党を切るべきだ。

安倍晋太郎の拉致問題解決能力は？

安倍晋太郎は今は自民党幹事長。官房副長官の時は政府の立場だったが、今はその立場にない。
そんな安倍がなぜ北朝鮮拉致問題で官房副長官の時と同じように前面に出ようとするのか。
安倍は衆議院選挙の時期に脚光を浴びたが、すぐにその資質のなさが知れ渡り、
今や賞味期限切れどころか、悪臭を放つほど腐敗進行中。
山崎、平沢にも出し抜かれ、存在感なし。