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谷垣は参議院自民党の暴走を制止できなかった

2012年04月21日 01時18分36秒 | 自民党批判

谷垣総裁に戦略というものはあるのだろうか。
このタイミングで2閣僚の問責は逆効果だ。
自民党は政権復帰のために野田首相に解散を迫ろうとしているが、1票の格差問題を解決しない限り、解散はできない。解散しても憲法違反になるからだ。
また震災復興に向けた予算関連法案の扱いも残っている。
原発問題も解決していない。夏の電力不足対策もどうするか。
そして最大の懸案事項である自民党の公約である消費税アップの処理も残っている。
こんな時に国会を空転させてどうすのか。
あまりにもタイミングが悪すぎる。
審議拒否すれば、民主党の多数で法案の成立も可能だ。
参議院自民党の暴走は明日は我が身だ。
仮に解散して政権に戻っても参議院での多数は困難であり、逆に問責決議のオンパレードで同じ目に合うのは必死だ。
田中防衛大臣の問責決議はもっと早くやるべきだった。
今は防衛問題で大きな山場はない。
無能な大臣でも務まる。
それに国民から見ると真紀子の亭主でかわいそうという人が殆ど。
また前田国土交通大臣なんて単に軽率な公選挙法違反。
なお前田大臣の大臣の仕事ぶりに特に問題はない。
元々建設省出身で自民党時代宮澤内閣で国土政務次官も務めており、田中防衛大臣よりはるかに適任。改革に熱心な人物でもある。
違反で逮捕される前に自発的に辞めてもらえば良かった。
とにかく、今回の問責は失敗だ。

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