週刊誌だったと思うが以下の記事が掲載されていた。
「私は福島第一原発1~3号機のいずれかで、メルトダウンした核燃料が連鎖的に核分裂する『再臨界』が発生し、4月以降では最大量の放射性物質が施設外へ漏れ出したと考えています。
時期 は7月28日から31日頃と、8月19日から21日頃の2回。放射物質の大量流出は、発表数値が実際よ りも低めではないかと疑われている東京都や横浜市の線量測定データからもはっきりと読み取れ る科学的事実です」
この記事が正しいとすると、3月に発生した以降、新たに放射線物質が検出された理由が判ります。3月は基本的に北西の風の吹いていた。ところが、7月、8月は北東の風や南風が吹く。その結果、最近になって内陸の放射能が増えたというわけだ。
ポイントは放射性ヨウ素131。この物質の半減期は7日。つまり3月の放射能漏れの放射性ヨウ素131は、殆どなくなっていても良いはずなのに、これが検出されれば、新たな放射能漏れが起こっているという訳だ。