読めない鳩山政権の動き

小泉政権は動きが良く見えた。
仮想の敵を作り、戦うというシナリオが国民の目から見ると判りやすかった。
それが小泉劇場だった。良いか悪いかは別にして。

ところが鳩山政権は、マニフェスト原理主義でもなく、生活者優先主義でもなく、親米・反米でもなく、とにかく判りにくい。
そこがまた面白いのかも知れないが、政治は遊びではないのでそのうち国民は不安に思うのではないか。

鳩山政権の目指すは脱官僚支配ではなく、脱自民党政治とするべきだ。
自民党は官僚に支配されていた。アメリカにも支配されていた。議員は自己の利益のために働いていた。
それを直すのが鳩山政権だというべきだろう。

不可解な参政権法案提出

何故、このタイミングに参政権法案を提出するのか。
どうやら小沢独特の戦法のようだ。

法案は成立しなくても良い。
これで在日韓国人の支持が引き続き得られる。
また公明党は歓迎であり、公明党と自民党を分裂させることができる。
また国民新党の亀井は反対だから、勝手な動きをする亀井の牽制にもなる。

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成長産業である通信業界が青息吐息

通信業界の雄であるＮＴＴの業績が悪化している。
年間では何とか１０兆円を確保するとしているが、１０兆円割れは目前である。
他の通信会社では伸びている会社もあるが、その量はわずかであり、相対的に通信業界は青息吐息といったところだ。
不況のなか、数少ない成長産業と思われた通信業界ですらこれであり、民主党の生活者直接バラマキ政策を行っても、通信業界を初め内需成長が期待される業界の伸びは見込めないだろう。
需要を喚起する政策にお金をつぎ込まないと内需型の産業は発展しない。
組合出身者が通信業界の舵取りをするのはそういう面で疑問だ。

ＮＴＴ中間決算、売上高５兆円割れ…ドコモふるわず(読売新聞) - goo ニュース