以下は、大津市議会の藤井哲也議員(みんなの党)のブログの転載です。
大津市議会は澤村教育長に見事に騙されていたことになります。
藤井議員は本件に関して当時あまり情報を持っていなかったようですが、市議会議員のなかには、実は事情を知っていた議員もいると思います。
市議会として昨年11月時点で、調査委員会を設置すべきだったと思います。
委員会を設置しなかったことは、大失態であり、大津市議会としての資質を問われますね。
なお、大津市議会は、ようやく「いじめ防止条例」の制定を検討開始したようです。
(古尾谷雅博という市議は「頑固爺」と同様、加害者を擁護するブログ記事を書き、炎上しました)
【藤井哲也議員(みんなの党)のブログ】
実は本件は、生徒へのアンケート調査後の昨年11月議会で、大きな話題となりました。
————————————————————
「なぜ外部調査委員会を開いて調査しないのか?」についての、澤村憲次教育長 答弁
学校でいわゆる委員会形式で調査はしておりませんで、いわゆる必要な調査を学校が順次調査をしていったわけでございますけども、その都度必要なことについては、弁護士あるいは臨床心理士といった専門家にアドバイスを求めながら実施をしたところでございます。調査委員会そのものの組織をつくらなかったというのは先ほど申し上げましたように、保護者が学校での調査を選択をいただいたということで委員会は立ち上げなかったんですけども、専門家の意見は常に聞きながら調査を進めていったというところでございます。
以上でございます。
「新しい事実が出てきた時は、教育長自らが説明するか?」についての、澤村憲次教育長 答弁
御質問で調査の結果が出たときにというふうな今御質問でございましたが、私どもといたしましては、今回のいじめについては、一定調査の結果出たということで判断をしておりますということから、今後さらに新たな事実が出てきた場合には、もちろん聞き取り等必要なことが起こってくると思っておりますけども、今の時点で、詳細の説明今は時間的にできませんけども、さまざまなアンケート調査を含め、聞き取り調査を含め調査結果を今出ましたことから、いじめがあったと、こういう認定をしておりますので、一応調査は終わっていると、このように考えているところでございます。
「担任や学年主任からの聞き取りではどのようなものだったか?」についての、澤村憲次教育長 答弁
担任や学年主任からは、亡くなられた子どもさんについて、友人とじゃれ合っている場面を見ていたこと、父親からお金の使い方についての相談があったこと、けんかで指導したこと等の経過と、それらの事実からは、いじめられていたとの認識はないという報告を受けておりました。
けんかを指導したということがございました。このときは他の生徒からいじめられているのではないかということからけんかの事実がわかってまいりまして、それで両方の子どもに指導しております。したがって、いじめがあるんではないかということからけんかの事実がわかっておりますので、そのことは報告を受けております。ただ、いわゆるその指導した結果から、いじめられていたという認識に至らなかったというところが、これは非常に申しわけないことでございますが、そういう認識はなかったということでございます。
以上でございます。