まったく素直じゃないちゃーちゃん
犬は群れを作る厳格な序列型社会で、上下関係に厳しい動物です。
ですから、リーダーである飼い主には絶対服従で、素直に言うことを聞きます。
一方、猫は基本的に単独生活者なので、ネコ同志はお互いに無関係で平等です。
猫の雄には、メスや縄張を巡って、上下関係が発生しますが、それも流動的です。
猫が飼い主に対して素直ではないのは、このような大昔からの生き方からきています。
飼い主は、猫にとって、友達であり、母親でもあり、子どもでもあるのです。
それは、一方的に猫自身の気分に応じて変化します。
気まぐれな猫は、甘えるときには飼い主を母親と思ってすり寄ってきます。
ときには、一緒に遊ぼうよという友達感覚で、遊びに誘ったりします。
またあるときは、できの悪い子猫として、しつけるために飼い主を叱ったりします。
その気分の変化は1分おきに変わるときもあるほどで、まったく飼い主はこの行動に翻弄されます。
犬はうまくしつければ、その点は楽ですね。
飼い主をリーダーとして尊敬し、言うことを聞き、飼い主ファーストを実行してくれます。
猫は自分ファーストですから、言うことは聞かない、気まぐれで何をするか分からない・・・
しかし、猫を飼っている人は、そこがなんとも魅力的なのですね。不思議な動物です。
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