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シャムネコ大好きの「わがはいはネコである記」

猫とイヌの食事マナー

2017年07月18日 | 日記

 

イヌはオオカミの時代いつも群れで狩りをし、群れでえもの分け合って暮らしていました。

分け合ってといっても、みんなに平等にというわけではなく、リーダーが腹一杯食べた後、順位に従って、

強い順にお腹いっぱい食べてゆきます。したがって、弱い、順位の下のものには獲物の肉切れが

残っていないこともしばしばです。従って、順位の低いものはいつもお腹を空かせていて、チャンスさえあれば

がつがつと急いでたべるのです。そんな習性が身についているイヌは、食べるときはオオカミ時代と同じように

がつがつ、慌てて食べます。また食べているところに手など出すと、間違いなく噛みつかれます。

またいつ腹一杯食べられるか分かりませんので、一気にお腹がパンパンに成るまで食べてしまいます。

やはり群れ社会で生き残ってきた習性は食事マナーにしぶとく残っているわけです。

いっぽう猫の原種のリビアヤマネコは、単独生活者で、自分が必要な獲物の量しか狩りませんし、

捕まえた獲物は一人でゆっくり食べます。また獲物の肉が残っていれば何処かに隠し、1日なんども食べに来ます。

ネコにはこの習性が残っていて、がつがつ腹一杯食べずに、すこしづつエサの所にやってきてたべます。

観察によると、1日10回たべにくるというデータもあります。

どちらがマナーが良いかという話しではなく、野生時代の先祖のマナーが今も残っているという話です。