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シャムネコ大好きの「わがはいはネコである記」

尾まがり猫

2017年06月20日 | 日記

 

日本の野良ネコの尾まがり猫の比率を調べた方がいます。

全国平均で40%で、奈良、京都などが近畿地方は低く、10〜20%で、

九州は高く、50%を越える県が6つもあり、そのうち長崎県はなんと80%に達するそうです。

これは歴史的に、オランダの船がインドネシア方面からもたらした猫に尾まがり猫が多く、

そのせいではないかと言われています。

以前書きましたが、日本では猫股伝説(化け猫)があり、尾の長いネコは歳を取ると、

尾が二つに分かれ、化け猫になるといわれ、それで尾の短い尾まがり猫を好んだそうです。

そのせいで、オランダ船がインドネシアから連れてきて、長崎にもたらした尾まがり猫(短尾)が

次第に全国に広まっていったと考えられています。

むかし、家で飼っていたネコに尾曲がり猫がいました。

オスネコでしたが、尾曲がりがきれいに丸まってボブテールになっていました。

さらに、大人になっても体が大きくならず、いつまでも子猫の体型をしていました。

そのころは外に自由に出していましたし、去勢手術もしていなかったので、

発情して、どこかに遠出して、家に戻りませんでした。

体が小さいので、大形のオスにやられてしまったのでしょうか?

ボブテールで体が小さいなんていう遺伝形質は貴重だったかもしれません。