オークランド通信

のんびりしたお国柄が気に入りニュージーランド在住27年。仕事、子育て、生活全版にわたって語ります。

その191 コロナワクチン接種 16−07−21

2021-08-14 04:15:24 | 第191−200回
191号 16−07−21

               コロナワクチン接種


私は、やっと先週の金曜日にコロナのワクチンの第一回目の接種をしました。
本当は5月から受けられたのですが、ずっと予定が入っていて、副作用で
具合が悪くなったりしたら大変なので延ばしてました。
私は、二日くらい注射を打った右腕が痛くて、ずっと軽い頭痛がしてました。
人によってどうもないという人や、3日間発熱して寝込んだという人もいて

副作用は個人差があるようです。
2回目は7月30日で、この週末は大事をとって予定を入れないようにします。

ニュージーランドのコロナワクチンスケジュールは4つのグループに別れて
います。
ワクチンの種類は、現在のところファイザーのみです。

Group 1  2月22日からスタート
空港等国境の勤務者、MIQ(隔離施設)の勤務者とその家族

Group 2
病院関係などリスクの高い職業の人と家族

Group 3 5月1日から
65歳以上
私は、このグループです。

Group 4 7月28日から
65歳以下、16歳以上 その他ニュージーランドの居住者全員

今年中には、ニュージーランド全土で接種が完了する予定です。
現在のところ国民の25%が2回の接種を終えています。
Group 4の人口が一番多いので、大半の人の接種はこれからです。
接種率は地方により格差があり、接種の遅れているManukau市で
7月30日、31日、8月1日で15000人の集団接種が予定されてます。


ニュージーランドは国内での感染が過去四ヶ月間なく、ほぼ安全なのですが、
対岸の火事、オーストラリアのデルタ種のクラスターを見てワクチンを受ける
人が今月は急激に増えてます。
ニュージーランドとオーストラリアは、4月19日にCross Tasman bubble
として、両国2週間の出入国時のホテルでの隔離なしに行き来できるように
なりました。
しかしながら、メルボルンのクラスター、現在はシドニーのクラスター増加
のためのロックダウンなどなかなかうまくいってません。

シドニーからの夫婦がニュージーランドの首都ウェリングトンの観光に来て
帰国してからデルタ種を発症したことを受けて、6月23日から1週間、
ウェリングトンはアラートレベル2に上がりました。
レベル2は100人以上に集会禁止で、コンサートやラクビーの試合ができま
せん。
その夫婦が訪れたTe Papa博物館はすぐに閉まり、レストラン、ホテルは営業
停止、従業員は全員PCR検査を受けました。
結果としてウェリングトンで感染者はひとりも出なかったのですが、ニュージー
ランド政府は、潔癖というか一人のケースも許さない体制を取ってます。


ニュージーランドは、先週末からターム2の終わりの2週間のお休み中です。
息子家族は先週土曜日からMt Huttにスノボーに出かけました。
私の生徒も2人、クイーンズタウンにホリデーに行ってます。
通常ならこの時期、海外でホリデーを過ごす人が多いのですが、今年はまだ
それも叶わず、南島が人気です。
オーストラリアに2、3時間のフライトで行けるのですが、行ったものの
シドニーのロックダウンで戻って来れないニュージーランド人が困ってます。
グリーンフライトとしてニュージーランド政府が特別の救済便をシドニーから
飛ばすそうです。
その便は、ニュージーランドとオーストラリアのバスポート保持者しか乗せて
もらえないので、永住者はうかうか外国に出れません。

コロナ発生から1年半、世界ではまだまだ厳しい状況が続いていま
す。
来年の今頃には収まっていることを祈ってます。
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