オークランド通信

のんびりしたお国柄が気に入りニュージーランド在住27年。仕事、子育て、生活全版にわたって語ります。

その94 ピッカピッカの0年生 14-09-12

2012-10-16 13:31:45 | 第91-100回
..94..                   14-09-12

ピッカピッカの0年生


私達の孫、Yちゃんが小学生になりました。
8月27日からE小学校に通ってます。

Yちゃんは,8月22日に5歳になりました。
オークランドホスピタルで、初めて対面したのが、昨日のことのようです。


ニュージーランドでは、5歳の誕生日を迎えると小学校に入学します。

ニュージーランドの教育システム
Primary School Year0-6 5-10歳
Intermediate School Year7,8 11,12歳
Secondary School( Grammar, High School, Collage) Year9-13
13―18歳
だいたいこのようです。


Yちゃんは、Year0です。
一年生ではなく、0年生です。
Yちゃんは、最近入学したばかりの子供たち12名のクラスです。
担任の先生と補助の先生、2名が担当してます。
来年2月の新学期から、Year1のクラスになるそうです。

Yちゃんは、Out of Zone(学区外)の生徒としてE小学校に通ってます。
オークランドでは、人気にある公立校がいくつかあり、そのSchool Zone(学区)
の住宅は高めです。
娘達は、Mt Edenに住んでいるのですが、地元の学校があまり好きでないらしく、
Yちゃんの入学願書をいくつかの小学校にだしました。
運よく、E小学校から入学許可がおりました。
Zone内の学校なら問題無く行けるのですが、Out of Zoneからはなかなかの関
門です。
E小学校は、うちの息子も20年前に通っていたし、私達もその地区になじみがあ
るので、入学できてとてもよかったと思います。


Yちゃんは、4年半通ったデイケアセンターを24日(金)に卒業して、週明け
27日(月)から小学生です。
間にお休みもなく、いつものように毎日学校です。


7月の終わり、Yちゃんは、入学に先立ちE小学校のPowhiriに招待されました。
3学期中に入学する生徒達、最近就任した先生、スタッフ全員が招待されました。
Powhiriは、入学式のようなものだと思います。
Powhiriはマオリ式の歓迎儀式です。ニュージーランドの公的機関では、
オープニングの時など必ず行われます。
学校にはKapa-haka Group(マオリのダンスと歌)があり、こういう行事の時に、
パフォーマンスを行います。
娘夫婦は仕事で行けないので、私がYちゃんを連れて行きました。
Yちゃんをデイケアにピックアップして、終わったらまた送って行きました。


それから、27日の入学までに3回のSchool Visitがありました。
週1回朝の1時間目だけ出席します。
ちゃんと制服を着て行きます。
昔は、公立小学校は制服はなかったけど、最近はどこでもあるようです。
グリーンのポロシャツに半ズボン、ジャケット、に黒靴です。
子供たちが授業を受けている間、送ってきた親はスタッフルームでお茶を飲んで
待ち、お互いの交流を深めます。
1時間目が終わったら、そのままの格好でデイケアに行くので、Yちゃんはみん
なに注目され、すごくお兄さんになった気分です。


8月27日、正式の初登校です。
モーニングティーとお弁当を持って行きます。
デイケアでは給食で、朝ごはんを含め一日4回食べてました。

E小学校では、モーニングティーは果物か野菜と決まっているようです。
りんご、セロリや人参のスチィックなどが入っているそうです。

新入生は、最初の2週間は2時に終了するので、Yちゃんを旦那がお迎えに行き、
娘がうちに迎えにくるまで子守してました。
娘は、お迎えにきたついでに、うちで晩御飯を食べ、Yちゃんをお風呂にいれ、
パジャマに着替えさせ、寝る体制で帰って行きます。
Yちゃんは、お昼寝もないし、慣れない学校生活に疲れて、7時過ぎると眠くて
たまりません。
時には、娘は、「仕事帰りにジムによってもいい?」とか言ってくるし、便乗も
なはだしいです。
まあ、自分の親だから甘えられるということもあるでしょう。


新入生も第一日目から毎日宿題がでます。
一日一冊やさしい絵本を親と読んで、連絡帳に親はコメント、サインをします。


3週目からは、他の生徒同様、Yちゃんのクラスも3時に終了するようになりま
した。
台湾からパパ側のおじいちゃん、おばあちゃんが来てくれたので、私たちとお迎
えは交代です。


こちらでも、働いている親のために学童保育があります。
E小学校でも、Before and After School careがあり、他の機関で運営されて
ます。
ショッピングモールなどにも、Hubと呼ばれるAfter School care After
School care があります。
学期休みには、スポーツジムなどでもホリデープログラムが行われてます。
ニュージーランドの法律では、子供は14歳まで一人で家にいてはいけないので、
働く親にとってAfter School care は、必須です。

価格も安くはなく、大きい子達から悪い言葉など学んでくるので、おじいちゃん
やおばあちゃん友人、ナニーに放課後の面倒を頼む人も多いです。


Yちゃんの最近のお願いは、デイケアのスクールビジットに行きたい、です。
生後半年から、ほとんど一年中通い、お友達や大好きな先生がいて、第二のマイ
ホームとも言えるデイケア、去りがたいでしょうね。



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