キュートなバアサンになるために

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『009 RE:CYBORG』

2012-11-14 20:23:43 | 映画
公式サイト

 私、実はたくさんあるマンガの中で一番好きなマンガが『サイボーグ009』なんです~

小学生の頃 父が買ってきた009の単行本を読んで大ファンになりました。
特にやっぱり「島村ジョー」が大好きで・・・ それこそ 初恋の人は島村ジョーだったかもしれないくらいに夢中で読みました。
 ちょっとアウトローなジョーといろいろな事情の中で誘拐されてきた00ナンバーのサイボーグたち・・・私もマンガの中で一緒に
ブラックゴーストと戦っていました
 ただのマンガではなく 作者の石ノ森章太郎(当時は石森章太郎)の時代の空気をマンガに盛り込んだ内容は軽く扱われがちなマンガの中で異彩を放っていました。

 本は表紙以外はモノクロだったのですが まるで色が分かるくらい活き活きと登場人物たちは活躍していました。

そして 敵役にも悲しい物語があったり・・・双子のサイボーグの「プラス」と「マイナス」が00ナンバーのサイボーグたちと戦って負け最期の時にやっと手を合わせることができた、なんてエピソードには涙が出ました。(生きて戦っている間はプラスとマイナスの電流が流れているので近づくことができなかったのです。)
 また 当時は多分ベトナム戦争が激しい時期だったのでしょう、ゲリラ(ベトコン?)の戦士たちの悲しい歌のシーンは忘れられません。

 などなど・・・009を語らせたら私、止まらなくなってしまいます

 そんな009が映画になった、と知ったら行かないわけにはいきません。
そこで、さっそくお出かけしてきたのですが・・・・

 まず、この映画の絵を見て正直がっかりしました
私の知っている009はもっと丸みがあって 語弊がありますが かわいらしい雰囲気だったのに 映画の009ったら急に老けちゃって、まあ

まあ、私もン十年たって随分老けてますけど・・・
 登場人物たちの背景もかなり現代的なものになっていて違和感満載でしたが・・・・

 物語が進んでいくと この物語の根底に流れているものは昔と変わっていないような気がしました。

単純な善悪ではなく人間の持つ複雑な心を表現しているように思い いろいろ考えさせられました。
やっぱり009はすばらしい、と思って観ていたのですが・・・

 ラストシーンが私的には納得がいきませんでした

だけど 久しぶりに009の世界に触れられて良かったです。

ちなみになぜかパンフレットが売り切れでした。 この映画のパンフレット、欲しかったなあ・・・
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