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榛名山初冠雪の便りに

今日のラジオのニュースで、大分の由布岳、群馬の榛名山が初冠雪したと、伝えていました。
本州にもいよいよ冬本番が到来したようです。
昨日は二十四節気の大雪でしたね。

私の住む北海道石狩地方は、場所によりますが、路面はドライ、しかしところどころに氷のパッチ、
中央分離帯やセンターライン上には雪…という感じで、山々はもう、高いところは軒並み白く雪化粧しています。

長い冬が、やってきています。

群馬、榛名山の麓に、昨年、私が訪ねて行った、バイクの友がいます。
彼のブログはオートバイに乗ることへの愛にあふれ、
一人の人間とオートバイとのふれあいが、季節感とともに、瑞々しく書かれていました。

そのブログはもう、閉じてしまいましたが、
彼はこれからも、ずっと、ライダーなのだろうと思います。

私のブログがあと数か月で4年。
ブログを長くしている人で、10年くらいでしょうか?

「バイク乗り」という存在も、人間の歴史から見れば、一般人としては100年程度の短いものですが、その中でライダー気質というものが育まれてきて、そしてライダーがブログを書くようになってから、まだ長くて10年程度しか経っていない…、ということを考えてみると、
バイクブログという文化(?)も、まだまだ、日が浅く、発達中の文化なのだろうと思います。

ブログがあっても、なくても、バイクに乗ることは変わらず、ライダーであることも、変わりはしない。

しかし、一方で、私はブログを書き始めることで、
自分とバイクの関係をもう一度見つめなおすことができ、
ブログを踏切板のようにして、北海道の樹をめぐるツーリングを始め、
また、ブログを始めた時には考えもしていなかった、ブログから始まる人との出会いも、経験することができました。

コンピュータがクラッシュし、居間の家族用パソコンでは、長時間パソコンの前で文章を考えたり、記事を打ち込んだりもできず…、そういう環境になってみて、ふと、自分とこのバイクブログのあり方なども、忙しい日々の中で考えたりもしています。

榛名に雪が降り、群馬の友は、関東平野、群馬のからっ風の中を、「冬」との出会いを求めてまたバイクを走らせていることでしょう。
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コメント
 
 
 
Unknown (ぶるーあい)
2010-12-09 06:18:58
PCは立ち直られたのですか?
ブログというものを通じて、いろいろ分かり合えるといことは、今までにない豊かさを感じます。
それとは裏腹にネガティブな部分のあるのでしょうけれども。
こちら千葉では雪はあまり縁がなく、バイクシーズンのお休みはありません。樹生が各地の樹木を尋ねるように、私も千葉の彫工、波の伊八(通称)を尋ねに行きました。
これからも、ブログを拝見させて頂きますので、マイペースで頑張ってください。
 
 
 
想い (いのぶ~)
2010-12-09 13:27:31
樹生さん、こんにちは
PCの復活にはまだ時間がかかりそうですね

自分は、樹生さんのブログ記事は自分の心の中の
『想い』が共感できることが心地よく感じ
拝見させていただいています。
樹生さんには申し訳ありませんが正直な気持ち
『樹』に対しての知識、興味はあまりありません
ただ、樹生さんの撮る旅の途中の樹は素敵なのは
わかります、それと・・・これは傲慢な考え方のようなのでやめます
これからも、樹生さんを通じこのブログにコメントしている
方々の考え方・ライダー本質・知識(これが結構自分には足りないんですよねww)
それらを感じて行きたながら読ませていただきます。
気楽に長く続けて行って下さい。

 
 
 
旅の思いに (樹生和人)
2010-12-11 08:21:40
ぶるーあいさん、こんにちは。
PCはまだまだです。年を越すのではないかと思います。
千葉の「彫工」、匠の技ですね。
旅において、何を訪ねるか、どんな気持ちで訪ねるか、それによって旅は大きく変わりますね。
それに加えて、バイクで行くのか、車か、汽車とバスか、それによっても、旅の感慨は変わる気がします。
北海道では冬の間、バイクでの旅はできませんが、旅についてあれこれと、思いを巡らせる楽しみがあります。
来年の旅を、考えて過ごそうかと思います。

ぶるーあいさん、応援ありがとうございます。
マイペースで、ゆっくりやりたいと思います。
 
 
 
多様性 (樹生和人)
2010-12-11 08:41:11
いのぶーさん、こんにちは。
バイク旅の途中で私が感じたり、考えたりすること、
それは、感傷的でもあり、また、最近の雑誌などでのバイクの楽しさ、ライダー像とも違っていて、あまり共感してくださる方はいないだろうと思っていました。
もう、流行らないというか…。
共感してくださる方がいるというのは、少し驚きでもあり、また大きな喜びでもあります。

樹への興味は、少年の頃からありました。
なぜかは自分でもわからず、だから、多くの人にはあまり興味のないことだろうと思いますし、「興味のない人に興味を持ってもらえるように!」…という思いで書いているわけでもなく、ただ、自分が好きなので書いてる…ってだけなんです。もちろん書くからには、私がその時感じた樹の魅力が少しでも伝わるような記事が書きたいと願っていますが…。
みんな同じものが好きだなんて、不自然だと思いますし、多様性があって、それらを認め合えることの方が、毎日が面白い気がしています。

忙しさやいろんな変化の中で、いつまで続けられるか、続けるか、わかりませんが、マイペースで、やっていこうと思います。

いのぶーさん、ありがとうございます。
 
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