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燃料が発する高い熱で圧力容器の底が抜ける可能性がある「深刻な事態だ

2011-05-19 01:15:58 | Weblog

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20110518-00000046-jnn-soci

3号機 “燃料に水届いておらず”

TBS系(JNN) 5月18日(水)18時33分配信

 福島第一原発の3号機については、先月からたびたび炉心の温度が上がっていますが、複数の政府関係者はJNNの取材に「3号機でもメルトダウンが起きているとみられる」としています。東京電力は、注水量を増やしたり、別の配管も使ったりして炉心に水を送り続けていますが、まだ不安定な状態が続いています。

 現在、原子炉には「シュラウド」と呼ばれる壁と圧力容器との隙間を通して水が注がれていますが、このすき間が詰まり、底に溶け落ちた燃料に十分に水が届いていない可能性が高いことが新たにわかりました。専門家は、この状態が続いた場合、燃料が発する高い熱で圧力容器の底が抜ける可能性がある「深刻な事態だ」と指摘しています。東京電力では当面、3号機への注水量を増やして監視を続ける方針です。

 一方、2号機の原子炉建屋に18日午前、3月の爆発以来、初めて作業員が入りました。ロボットでの調査と同様、温度と湿度が高く、内部で作業したのは14分間でした。(18日16:51)

最終更新:5月19日(木)0時59分

TBS News i

◇3号機の状態
ただいま温度上昇中、余震で再臨界…福島3号機は危機的状況 - ZAKZAK(5月17日)
2、3号機でも溶融の可能性 汚染水、17日から移送へ - 産経新聞(5月16日)
3号機にホウ酸注入、再臨界防止に1・2号機も - 読売新聞(5月15日)

◇汚染水を移送開始
3号機建屋地下の高濃度汚染水、移送を開始 - 読売新聞(5月17日)

◇3号機はプルサーマル
福島の3号機はプルサーマル - ウォール・ストリート・ジャーナル日本版(3月22日)
プルサーマルとは | MOX燃料とは - 中国電力

◇東電は17日に新たな工程表を発表
・ [プレスリリース]「福島第一原子力発電所・事故の収束に向けた道筋」の進捗状況について - ロードマップ 5/17改訂版(PDFファイル)。東京電力(5月17日)

福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ - 東京電力
緊急時情報ホームページ - 原子力安全・保安院

◇関連トピックス
福島第1原発の安定化作業 - Yahoo!トピックス

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独の原発、飛行機墜落時の安全性も考慮 環境相方針

2011-05-19 00:34:51 | Weblog

2011年5月18日1時17分

 独政府は福島第一原発事故を受け、「脱原発」への政策転換を図っている。国内原発17基の安全性を新たに審査していた専門家委員会が同日、環境相に報告書を提出。地震や洪水などの災害と並び、飛行機墜落への備えも調べた。

 報告書は、1980年以前に稼働を開始した7基のうち4基は、小型機墜落への防護基準も満たしていないと判断。全体として、より新しい原発も含めた残りの13基も、大型機墜落への備えが十分でないとした。

 環境相は会見で、今後の「脱原発」政策を決めるにあたり、「(墜落への安全性に対して)政治は目を閉ざすことはできない」と述べた。DPA通信など独メディアは「4基の閉鎖を示唆した」と報じている。同環境相はまた「できるだけ早く核エネルギーから脱却する道を見つけることが至上命令だ」と述べ、「脱原発」方針を改めて強調した。

 日本では、原発を舞台とする飛行機事故は、空港や航空路との位置関係などからみて確率が極めて低く、現状では考慮する必要がないとされてきた。

 ドイツ政府はこの報告書などを考慮し、6月上旬に新政策を決定する。古い7基は福島の事故直後から3カ月間の運転停止中で、運転をこのまま恒久的に停止させるか、再開を認めるかも焦点となっている。(ベルリン=松井健)

 世界の常識が、日本の非常識になっていることをわかってくださ

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干ばつのフランス 原発停止でブラックアウトの恐れ

2011-05-19 00:23:27 | Weblog

農業情報研究所環境原子力ニュース:2011517日

干ばつのフランス 原発停止でブラックアウトの恐れ

 フランスを襲っている50年来とも言われる記録的干ばつで、河川沿いに立地するフランスの多くの原発が機能停止の危機に追い込まれている。

 原発の操業は水に関するいくつかの基準を満たさねばならないが、干ばつがそれを難しくしている。原発は停止しても冷やし続けなければ重大事故につながるが、そのための冷却水さえ欠く恐れがあるという。

 まず、冷却水はケース・バイ・ケースで定められた最小限の河川流量を維持できなくなるまで取水してはならない。干ばつで流量が減れば、原発の取水可能量は減ることなる。59の原子炉のうち、すでに22の原子炉が冷却水を得られなくなる恐れがあるという。

 第二に、廃水の温度が一定の限度を超えるときには、出力を落とすか、停止するかしなければならない。20の原子炉がこの基準を満たせない恐れが出ている。

 第三に、廃水放射性物質の十分な希釈を確保するために、河川流量が一定量に満たない場合、流量が回復するまで廃水を貯水池にためておかねばならない。しかし、長引く干ばつでこれが満杯になれば、原子炉は停止せざるを得なくなる。

 こうして停止した原子炉を冷やすために必要な最低限の水さえ足りず、重大事故につながる恐れがあるという指摘も出ている。

 La sécheresse menace le bon fonctionnement des centrales nucléaires,Le Monde,5.16
 http://ecologie.blog.lemonde.fr/2011/05/16/la-secheresse-menace-le-bon-fonctionnement-des-centrales-nucleaires/ 

 気候変動干ばつを抑えるはずの原発が、気候変動に存続を脅かされている。原子力エネルギーは、まさに持続不能なエネルギーである。

 関連:フランス 猛暑と干ばつで原発操業停止の恐れ 温暖化が原発利用能力を減らす05.7.12);猛暑のフランス 政府が基準水温を上回る原発冷却水排水を容認06.7.24

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