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良い、悪い集団的自衛権 MITシニアフェロー・岡本行夫

2014-09-23 14:59:07 | Weblog
【人界観望楼】
【人界観望楼】

良い、悪い集団的自衛権 MITシニアフェロー・岡本行夫

2014.9.8 03:13 (1/3ページ)

 集団的自衛権に対しては、まっとうな反対論もあるが、「戦争の足音がひたひたと迫っている」という、例によっての巻き込まれ論も多い。1960年の日米安保条約採択の際にさんざんなされたあの議論だ。平和国家日本が米国の戦争に巻き込まれると。当時、ソ連のフルシチョフ首相は、安保条約を結べば日本は核攻撃を受けても文句を言えないと恫喝(どうかつ)した。しかし、岸信介首相が政治生命と引き換えに安保条約を成立させて以降、日本は戦争に近づいたか? 事実は逆だ。日本への攻撃は米国への攻撃と見なすという安保条約に守られて日本は稀(まれ)にみる平和の中に繁栄してきた。

 巻き込まれ論者は、今や国民の8割が支持する日米安保条約を読み返してほしい。条約は、日本は極東の平和のために、「米国に巻き込まれる」どころか米国を積極的に後方支援するという取り決めだ。台湾や朝鮮半島有事の際には、米軍機が日本の基地から発進して侵略国を攻撃することも想定されている。こうして極東に平和が50年以上も前から保たれてきた。

 一部マスコミの情緒的な反対は相変わらずだが、一方、政府も国民に無用の心配を与えなかったか。青竜刀でヒゲをそるようなことはなかったか。

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57年の最高裁大法廷は、日本が自衛の権利を有していることを明確にした。しかしその後の政府は、日本に認められている自衛権は「個別的」なものだけで「集団的」なものはダメと、作らなくてもよい区別を作り、その際「集団的自衛権」とは「他国の防衛をその内容とする」行為だと定義した。つまり、「日本が単独で自衛する以外の行為は、すべて他国を守る行為」と決めつけたわけだ。法制局の荒っぽい議論であった。

 憲法が認める日本の自衛行動の中には、単独ではなし得ないものもある。その場合には他国の支援を得るより仕方ない。例えば87年にイラン・イラク戦争でペルシャ湾通航が危うくなった際の日本タンカー群の防護。米国は大半が日本の船である民間船団の警護のための国際艦隊の編成を提唱した。しかし日本は、「集団的自衛権にあたるから無理」と断り、結局、他国の海軍に警護させた。この国際艦隊への日本の参加は「他国を守る」ためのものなのか? 日本タンカー群の中に1隻の外国船が混じれば、自衛隊は近寄ってはならないのか?

2014.9.8 03:13 (3/3ページ)

 これまで一律に排除されてきた集団自衛権の中には、このような「良い集団的自衛権」もある。その行使を可能にする今回の閣議決定は立派だ。しかし武力行使の中には憲法が認めない「悪い集団的自衛権」もある。日本の自衛とは呼べない武力行使の場合だ。例えばコソボやアフガニスタンでの地上戦争への参加だろう。つまり「集団的自衛権」には2種類あることを十分に国民に知らせたか?

 「良い集団的自衛権」と「悪い集団的自衛権」の区別は、誰がするのか。最終的には国会だろう。反対論者たちは、個別のケースごとに国会で堂々たる論陣を張れ。(おかもと ゆきお)

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2014年を生きる人類は宇宙から見た(時空、次元を超えて)歴史的レベルを認識すべきだ。

2014-09-13 17:10:00 | Weblog

2014年を生きる人類は、宇宙から見て(期待はしていたものの本当に偶然遭遇した次元を超えた存在のアクセスを見て)つくつく歴史的レベルを認識すべきだと思う。この時空におけるはかない人間の営みなど、もっと大事に謙虚に生を全うできればよいが、進歩するあるいは破壊するエネルギーを持つ現代の人間の強欲に勝てない故にバランスが取れない。感情の起伏、欲望、せめて今の我々はこの程度かと理解し、もっと知的にも、動物的にも、高いスピリットを理想として持つべきだ。我々2014年に生きる人類は救済されるべきだ。超越した精神を身に着けて

 

 

そして我々日本人は地球的にも救済されるべきだ。戦後日本、(昭和歴史について;司馬遼太郎氏の談話)新たな進化、他国から悪く言われる筋合いのものでない。山中教授グループ、世界の誉、名誉挽回、世界に向かって発信する力。あらゆる企業が、産業が世界に向かうことで大きな展開を期待できる。世界貢献をもっと多く充実させ、日本が現代人類に試金石を

 

 

 

いろいろある中で近々のテーマ、キー

 ーーーーーーーーーーーーーーーーー>テーマ1キー 放射能、原発

チェルノブイリ原発

福島原発

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ーーーーーーーーーーーーーーーー>テーマ2キー

再生医療

2014.9.13 00:01

iPS臨床手術 「関係者の努力に敬意」 生みの親、山中教授が会見

 理化学研究所などによるiPS細胞を使用した世界初の臨床研究を受け、iPS細胞の生みの親で、京都大iPS細胞研究所所長の山中伸弥教授(52)は12日、京都市内で会見を開き、「人のiPS細胞の形成から7年という非常に短い時間で臨床研究という大きな第一歩を踏み出せたのは、関係者のこれまでの長い努力の結晶で、心より敬意を表したい」と話した。

 臨床研究を主導した理研の高橋政代プロジェクトリーダーから直接、臨床研究の成功の一報を受けた山中教授。「臨床研究はこれからが本番。今後の経過観察が極めて大切になる。iPS細胞の技術開発者として、大きな責任も感じる」と述べた。

 会見には高橋プロジェクトリーダーの夫で同研究所副所長の高橋淳教授(52)も同席。iPS細胞を使ったパーキンソン病の治療を目指す高橋教授は「妻にはお疲れさんと言いたい」と笑顔を見せた。その上で、「これはゴールではなくてスタート。(パーキンソン病治療の臨床研究を控える)自分としても気を引き締めている」と語った。

 

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