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関心事 原発、放射能、化学物質の蔓延、大気と水と土地、外国人流入、宇宙、

リトアニア 原発推進に沸く街 日立製 この計画には暗雲が垂れ込めている

2012-09-30 11:23:31 | Weblog

リトアニア 原発推進に沸く街 日立製は「神からの贈り物」

産経新聞 9月29日(土)23時9分配信

ソ連時代に建設されたビサギナスのイグナリナ原発。閉鎖作業が進められている(写真:産経新聞)

 東京電力福島第1原発事故が各国のエネルギー政策を揺るがす中、日本で培われた技術を信頼し、原発計画を推進している国がある。ソ連から独立を果たしたバルト三国のリトアニア。東日本大震災からわずか4カ月後の2011年7月、日立製作所に発電所建設の優先交渉権を与えた。チェルノブイリ原発事故、ソ連崩壊、そして欧州連合(EU)加盟と、歴史に翻弄されてきた建設予定地の住民は、日立製作所の原発を「希望」「神からの贈り物」とさえ評している。(リトアニア北東部ビサギナス 佐々木正明、写真も)

 首都ビリニュスの北東約150キロ、ベラルーシとラトビアの国境沿いに位置するビサギナス。この街で原発計画が進んでいる理由は、リトアニアの電力事情やソ連時代の歴史と深く関わっている。

 森と湖に囲まれた地に、人工都市ビサギナスが造られたのは1975年だった。ソ連政府は、この地域一帯の電力供給をまかなうために、イグナリナ原発を建設することを決定。ソ連崩壊で隣国ベラルーシとラトビアは独立し、カリーニングラード州はロシアの飛び地となってしまうが、当時は一つの国家の中にあり、原発は民族を統合する象徴プロジェクトでもあった。

 ソ連全域から原子力関連の専門家や作業員が集められた。人口は3万人を超え、うち約8千人が原発に通う労働者。残りの住民もその家族や飲食店関係者、行政職員らで、ビサギナスはソ連でも有数の“原発城下町”となった。今でも街では、リトアニア語よりもロシア語の方が通じる。

 83年に1号機が稼働。電力はソ連式の送電網で供給され、2号機、3号機の工事が進んだ。ところが、86年にチェルノブイリで原発事故が起こる。イグナリナ原発はチェルノブイリと同型の原子炉を有していた。

 モスクワ近郊生まれで、他の原発で働いた後、82年に街にやってきたビクトルさん(63)は当時をこう振り返る。

 「私は4号機の作業員として呼ばれた。チェルノブイリの影響で4号機は計画自体が廃止。3号機は半分造られていたが、これも途中で取りやめになった」

 しかし2号機はそのまま建設が続行され、87年に完成。イグナリナ原発は2つのチェルノブイリ型原子炉が稼働したまま、91年のソ連崩壊を迎えた。

 リトアニアは独立後もソ連からこの原発を受け継ぎ、ビサギナスにはソ連出身の専門家が残った。同原発は国の電力供給の7割超をまかない、近隣諸国に余剰電力を輸出さえしていた。

 ビサギナスのシュトラウパイテ市長=写真=は「リトアニアは他の国々よりも原発の知識が豊富な原発国家なのです」と語るが、それもこのイグナリナ原発の経験があったが故だ。

 ところが、リトアニアは国の発展に貢献してきた同原発を放棄する決断を下す。

 ソ連に占領された屈辱の歴史を繰り返さないためにも、リトアニアはEUに接近。2003年の国民投票で、91%の圧倒的多数の賛成により加盟を選んだものの、EUはチェルノブイリ型原発を保有しないことを加盟の条件にしていた。結局、リトアニアは加盟と引き換えに、イグナリナ原発の閉鎖を受け入れたのだ。

 多数の国民がEU加盟を喜んだが、ビサギナスだけは別だった。04年に1号機、09年に2号機が稼働を停止すると、大半の作業員が失業者となった。「最後の夜、住民は涙を流し嘆き悲しんだ」(市長)という。

 ビサギナス出身のインガさん(23)は、街がその日を境に急変したのを覚えている。

 「やけ酒に浸る作業員で街はあふれた。閉鎖以来、ビサギナスは『死んだ街』になってしまった」

 ほとんどの若者が学校を卒業すると、働き口を求めて街を去っていく。インガさんも今、ドイツのコーヒー店で働いている。人口は最盛期の約3分の1を失い、2万3千人を割り込んだ。こうして活力をすっかり失った街に、突如現れたのが「日本」だった。

 原発閉鎖に伴い電力不足に陥ったリトアニアは、ロシア産の天然ガスによる火力発電に頼らざるを得なくなった。

 結局、電力需要の6割以上をロシアに依存することになり、電気料金は6倍に跳ね上がったという。ソ連による支配を繰り返さないための選択肢が、ロシアによる新たな“支配”を招く皮肉な結果に陥ったのである。

 こうした事態を改善すべく、リトアニアは09年、イグナリナ原発の隣に原発を新設することを決めた。そしてさまざまな企業との交渉を経て、日立製作所が提案した最新鋭の改良型沸騰水型軽水炉(ABWR)を受け入れることを内定した。

 この選択は福島第1原発事故後も揺るがなかった。リトアニア政府は、たとえばクビリウス首相に代表されるように、日本側に「福島の事故で日本の原発技術の安全性が否定されたわけではない」と言い続けた。

 総事業費は68億ユーロ(約6800億円)と同国最大規模のプロジェクトになる。関係者は「原発はリトアニアのエネルギー安全保障にとって重要なものだが、ロシアからの独立を完全に果たすための歴史的案件でもある」と強調する。

 。来月14日、国会議員選挙とともに国民投票を行い、原発新設の是非が問われることになったのだ。
しかし、この計画には暗雲が垂れ込めている。国民の多くが原発建設の費用対効果への疑問や事故への不安から、原発反対に傾いていることが世論調査で判明
 クビリウス首相は「国民投票に拘束力はなく、すべての決定は政府や国会が行う」とするが、もし大多数が反対という結果に終われば、原発推進の動きは停滞すると見込まれている。

 ビサギナス住民の多くは、原発建設は「街をよみがえらせるための唯一の希望」などと語る。シュトラウパイテ市長は「この計画は、リトアニアにとって『神からの贈り物』なのです」とさえ表現する。

 ビサギナスの街のシンボルは鶴。市役所前にも、空を羽ばたく鶴のモニュメントがある。市長は「日本では千羽鶴を折って願い事をするそうですね。われわれもこの鶴に希望を託します」と話している。

 ◇リトアニア 人口330万人。ロシア系は5%でバルト三国の中で最もロシア系が少ない。面積は東北地方と同規模の約6万5千平方キロ。1990年にソ連からの独立を宣言。2004年に北大西洋条約機構(NATO)と欧州連合(EU)に加盟。

 

しかし、この計画には暗雲が垂れ込めている。国民の多くが原発建設の費用対効果への疑問や事故への不安から、原発反対に傾いていることが世論調査で判明
 クビリウス首相は「国民投票に拘束力はなく、すべての決定は政府や国会が行う」とするが、もし大多数が反対という結果に終われば、原発推進の動きは停滞すると見込まれている。

しかし、この計画には暗雲が垂れ込めている。国民の多くが原発建設の費用対効果への疑問や事故への不安から、原発反対に傾いていることが世論調査で判明
 クビリウス首相は「国民投票に拘束力はなく、すべての決定は政府や国会が行う」とするが、もし大多数が反対という結果に終われば、原発推進の動きは停滞すると見込まれている。

世界の潮流が間違っていることがある

日立は福島と環境被害の甚大さを責任を持って拡張は自嘲すべきときだ 勇気ある決断が求められる アメリカの要求に屈しているのは楽かもしれない

 
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安全な原発は再稼働 政府、米に方針伝達 規制委発足前に

2012-09-30 07:50:37 | Weblog
 
速報 > 国際 > 記事

安全な原発は再稼働 政府、米に方針伝達 
規制委発足前に

2012/9/30 2:00

日本経済新聞 電子版
<form id="JSID_formKIJIToolTop" class="cmn-form_area JSID_optForm_utoken" action="http://www.nikkei.com/async/usync.do/?sv=NX" method="post">
 日本政府が米政府に対して「安全が確認された原子力発電所は引き続き重要な電源として再稼働させていく」方針を伝えていたことがわかった。日本側が9月中旬に「2030年代に原発稼働ゼロをめざす」新戦略をまとめたことに米側から懸念が強まり、原発ゼロに直結する政策ではないことを明確にした。
</form>

 政府はこうした見解を新戦略の決定に前後して米ホワイトハウス、エネルギー省、国務省の高官のほか知日派の有識者らに説明。再…

 

アメリカが原発やめないでくれという  核抑止力だから   アメリカの言うことをきかないと何されるかわからない  ああ次の政権の自民党も同じ

アメリカに一言 言って  消されてもいい覚悟ができた人間でないと  果たして いるか 

 

 

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尖閣諸島が中国領ではない5つの理由

2012-09-30 07:37:48 | Weblog

尖閣諸島が中国領ではない5つの理由

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どうやれば日本人の名誉と存続が図れる

2012-09-30 06:57:45 | Weblog

戦後日本まで悪く言われる羽目になるのは、よくない        裏にある資源利権のために   福島原発による衰退でこことばかりに

戦前の多くの良識ある人間が借り出された精神的傷、戦死者の多くの無念。時代背景、他国の場合など、十分に考慮されずに、感情にあおられるようなこの状況は間違っている

 国の外交が情報発信能力が不足していて、そういう人材を国レベルでも教育の場で育てるシステムもない。いくところまでいって日本が苦しまなければ気がつかないのか

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行き場なき高レベル放射性廃棄物 NHK 20121001

2012-09-29 17:46:53 | Weblog
10万年の安全は守れるか~行き場なき高レベル放射性廃棄物~ 
 
 
出演者植田 和弘 さん(京都大学大学院教授)
 
ジャンル自然・科学 
「2030年代に原発ゼロ」の方針が打ち出されるなか、使用済みの核燃料から出る「高レベル放射性廃棄物」の最終処分という未解決の難題が浮かび上がってきた。9月11日、日本学術会議は原子力委員会に報告書を提出した。それによると法律で定められた方法である高レベル放射性廃棄物を地下深くに埋めて、放射能レベルが下がるまでの10万年間、隔離するという「地層処分」は、安全性が不確実なため白紙に戻すべきという。地震大国の日本で、万年単位で安定した地層を見つけることは現代の科学では困難としている。「総量管理」「暫定保管」という今後の方針も提言した学術会議の報告を軸に、将来の世代を脅かしかねない原発ゴミ問題の解決への道を考える。
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放射能物質も取り扱わない人間が口出し、指示を出す

2012-09-29 08:21:24 | Weblog
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このフランスの行為が許せる人間がどれほどいるか?

2012-09-29 08:19:32 | Weblog

●40年の採掘がもたらしたもの:汚染された村々と癌で死にゆく労働者たち

今日、アレバ社が過去40年間にわたってウランの採掘を行ってきたニジェール共和国(注1)のアルリ地方(注2)は、放射性の塵によって完全に汚染されてしまった。土地と同様に水も汚染されており、じきに一部の水源が枯れて水が不足すると見られている。アレバ社が、その再生に500年もの年月を要する地下の化石帯水層からウランを採掘したために、水が枯れつつあるのだ。明らかに、このフランス企業は自分たちが去った後のことはどうでも良いと考えている。

アルリのウラン鉱山で働く労働者たちはウランがどんな物質なのか全く知らない。そしてその危険性については更に知らされていない。ウラン鉱山の幹部たちがやっと労働者たちに「食事の前には手を洗うように」と言い、最小限の安全対策を取り始めたのは、チェルノブイリ原発事故が起きた後のことだった。ウランを含むかたまりを運ぶ時の安全対策にしても同様である。つい最近まで、ウランのかたまりは単にトラックの荷台の後ろに置かれ、何のカバーもせずに首都まで運ばれていた。(ウランの危険性を知らない)運転手は、よく友達へのお土産に食料品の詰まった袋を一緒にトラックで運んで行ったものだった。

ウラン鉱山の幹部たちはよく鉱山で使っていていらなくなった金属類を労働者たちに与える習慣があった。労働者たちはもらった金属類を売り、売られた金属は料理用の鍋や窓枠や家の資材に形を変えた。CRIIRAD研究所の調査によれば、こうして作られた窓枠や調理器具は放射能に汚染されており、全国各地に流通し売られている。そしてニジェール共和国内の全ての国民が深刻な放射能の危険にさらされている。アレバ社は過去30年の間、ニジェールのウラン鉱山における労務災害は一件も起きていないと言う。しかしこうした発言は、過去に癌で亡くなった労働者のことを考慮していない。


●ウラン鉱に苦しむ人びとと私たちの関係

このウラン鉱の話は私たちスイス人に何の関係があるのだろうか。あなたは私たちの原子力発電所で使われているウランがどこから来たのか、考えたことがあるだろうか。あなたは、もしかしたら私たちがアフリカやどこか別の場所で起きている惨状を知らないままに、放射能による汚染を引き起こしている鉱山会社の共謀者になっているのではないか、と自分に問うたことがあるだろうか。答えは簡単ではない。でも確かなのは、我が国の原子力発電所で使われているウラン燃料の一部はアレバ社から購入されているということだ。

巨大なウラン鉱をかかえるオーストラリアやカナダの会社はなぜ自国のウラン鉱を開発せずにアフリカへ向かうのだろうか。オーストラリアの鉱山会社「パラディン社」の部長はこう述べている。

「オーストラリア人やカナダ人はウラン鉱の開発に関係する問題にあまりにも意識が高くなりました。これからはアフリカに行かなければなりません。」

少なくともはっきり言うだけましだ。                

イザベル・シュバリー                         (了)                                 

(抜粋、一部編集。小見出しはフランスねこがつけました。)

(注1) ニジェール共和国は、西アフリカに位置する人口1500万人の最貧国。一人当たりの国民総所得(GNI)は641米ドル(約6万4千百円)。日本政府は毎年多くの若者たちを青年海外協力隊員としてニジェールの村々に派遣している。彼らは汚染の事実を知らされているのだろうか。

○ニジェール共和国関連の画像(フランスのNGO「Rail」のホームページから)
http://www.railniger.net/index.php?option=com_xegallery&Itemid=69 

○ニジェール共和国の概要
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%AB

(注2) アルリ市はニジェール共和国の北部に位置する人口約7万人の砂漠の町。

○アルリ市の様子(画像)
http://www.google.co.jp/search?q=arlit&hl=ja&prmd=imvns&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=z03hT9fjEaqimQXM8fHFAw&sqi=2&ved=0CGcQsAQ&biw=1331&bih=644 

○アルリ市の概要(英語です)
http://en.wikipedia.org/wiki/Arlit 

(Isabelle Chevalley, « Mine d’uranium, ce scandale que l’on refuse de voir », Le Temps, 2012.05.23)
http://www.letemps.ch/Facet/print/Uuid/390924be-a43a-11e1-8393-1fc615131f93/Mine_duranium_ce_scandale_que_lon_refuse_de_voir

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原発作業:がん労災、100ミリシーベルトが目安

2012-09-29 01:15:55 | Weblog

 

原発作業:がん労災、100ミリシーベルトが目安 厚労省

毎日新聞 2012年09月28日 21時14分(最終更新 09月29日 00時44分)

 厚生労働省は28日、原発作業員などの放射線業務従事者が発症する胃▽食道▽結腸の三つのがんについて、労災補償する際の被ばくの目安を発表した。(1)累積被ばく線量が100ミリシーベルト以上(2)放射線業務による被ばく開始から発症まで5年以上たっている−−の2点を、業務との関連性が強いと判断する目安としている。

 東京電力によると、福島第1原発20+件の復旧作業で累積被ばく線量が100ミリシーベルトを超えた作業員は8月末現在で167人に上っている。

 同原発20+件事故前の09年12月と11年2月に2人の原発作業員から三つのがん発症について労災申請があった。これを受け、厚労省の「電離放射線障害の業務上外に関する検討会」が、過去の文献を基に▽被ばく線量が100~200ミリシーベルト以上の場合にリスクの上昇が認められる▽最小潜伏期間は5~10年程度−−などとする報告書をまとめた。発表した目安はこの報告書に基づくもの。

 厚労省は2人について労災認定したか明らかにしていない。

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Sammy Davis sings If I Never Sing Another Song

2012-09-28 00:09:11 | Weblog

Sammy Davis sings If I Never Sing Another Song

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Sammy Davis Jr. - What Kind of Fool Am I? (Year 1962) 愚かな私

2012-09-28 00:02:19 | Weblog

Sammy Davis Jr. - What Kind of Fool Am I? (Year 1962) 愚かな私

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Can't Take My Eyes Off You

2012-09-27 23:52:24 | Weblog

Can't Take My Eyes Off You

 

 

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Andy Williams - It's Impossible (Year 1971) イッツ・インポッシブル

2012-09-27 23:42:48 | Weblog

Andy Williams - It's Impossible (Year 1971) イッツ・インポッシブル

 

'Moon River' crooner Andy Williams dies at age 84

This Feb. 23, 1978 file photo shows performer and host Andy Williams at the Grammy Awards in Los Angeles. (AP Photo/Lennox McLendon)
This Feb. 23, 1978 file photo shows performer and host Andy Williams6件 at the Grammy Awards in Los Angeles. (AP Photo/Lennox McLendon)

BRANSON, Missouri (AP) -- For the older -- OK, squarer -- side of the generation gap, Andy6件 Williams6件 was part of the soundtrack of the 1960s and '70s, with easy-listening hits like "Moon River," the "Love Story" theme and "The Most Wonderful Time of the Year" from his beloved Christmas TV specials.

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あのフランスでさえ

2012-09-27 21:47:43 | Weblog

行き場を失ったフランスの放射性廃棄物: 裁判所による貯蔵庫の建設許可差し止めと、強まる周辺住民からの「反対」の声/ルモンド紙(8月29日) 

フランスの電力政策を支える原子力。しかし放射性廃棄物の保管場所は確保されていない。そして隣国のスイスからも、国境地域での中間貯蔵庫の建設に反対する姿勢が公式に打ち出されつつある。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

目の前に、打ち捨てられた工事予定地らしき場所が広がる。背景にはビュジェー原発の4つの原子炉から伸びる冷却塔の煙突。

「ここに放射能のゴミ捨て場はいりません!」

「ビュジェー原発を止める会」のメンバー、ジャン‐ピエール・コレが叫ぶ。

ここはリヨン市(フランス第2の都市)から約30キロの距離に位置するアン県(注1)ビュジェー原発(注2)に通じる道の円形交差点。約100人強の周辺住民が結成する「ビュジェー原発を止める会」は、毎月1-2回、この場所を占拠して抗議行動を行っている。ジャン‐ピエールは地元の学校につとめる教員だ。白のつなぎを着た市民らが円形交差点に横断幕を揚げる。

「もうすぐ何千トンもの放射性廃棄物が、全フランスからビュジェーに運び込まれ貯蔵されます。イセダ(ICEDA)反対」

「イセダ(ICEDA)」とは何だろうか?イセダは、フランス電力公社(フランス最大の電力会社)がビュジェー原発の敷地内に建設を開始した放射性廃棄物の中間貯蔵施設を指している。フランス電力公社は廃炉の時期を迎えた9つの原子炉(増殖炉を含む)から出る放射性廃棄物を、ここにまとめて貯蔵することを予定している。

 

●建設許可の差し止め

合計8千平方メートルにわたる巨大な3つの広間からなるこの建物は、2千トンにのぼる放射性廃棄物を貯蔵できるように設計されている。持ち込まれる予定の廃棄物の放射線量は中程度だが、300年以上の長きにわたって管理する必要がある。

フランス電力公社は、建設中の施設を「貯蔵庫」ではなくて「経由施設」だと説明する。これらの廃棄物は、現在建設中で2025年から開設が予定されているビュール県の地下貯蔵施設に退避させられる予定だからだ。しかしそれでも、中間貯蔵庫は50年間の間廃棄物を保管し続けなければならない。

1億5千万ユーロ(約150億円)をかけて建設されたこの施設は、あと機材を搬入すれば良いだけの状態にある。そして2014年の初めには開所のはずだった。しかし、今年の1月にリヨンの行政裁判所から建設許可の取り消し判決が出て以来、全ての工事は止まったままだ。

 

●高まる反対の声

工事の差し止めに成功したのは、「ビュジェー原発を止める会」の活動家たちではない。近隣で果樹や野菜、花を栽培する園芸農家、レオナール・ルーゼンである。ルーゼンは原発から廃棄される水を使って、ヤシの木などの熱帯植物を育てる温室の保温を行って来た。しかしルーゼンの弁護士はこう述べる。

「発電所の近くで(野菜や果物を)栽培しているというのと、放射性廃棄物の中間貯蔵庫の近くで育てているというのでは、与える印象が異なります。」

今回、放射性廃棄物の中間貯蔵庫建設の差し止めを命じた裁判官たちは、中間貯蔵庫が本来「ビュジェー原発に関連する活動しか行ってはならない」との規定に反していると指摘した。

ビュジェー市の市長、マルセル・ジャキンは言う。

「もともと2006年に計画が立ち上がった時、私達は反対しました。それが2010年になってアン県の知事が建設許可を出し、当時の首相だったフランソワ・フィヨンが許可を出すための命令に署名を行ったのです。今日では、国が私たちの代わりに物事を決めるより、私たち自身が私たちの要求事項に従って直接物事をコントロールする方が良いと考えています。」

それでも中間貯蔵施設の完成をもくろむフランス電力公社の前に、別の障害がもちあがっている。ビュジェーから100キロほどの距離にある隣国スイスのジュネーブ市とジュネーブ州が、フランス議会に施設の建設反対の訴えを起こしたのである。ジュネーブ州は、

「州はいかなる法的・政治的手段を用いても、中・高度の放射性廃棄物を貯蔵する施設や再処理工場を敷地内および近隣に建設することに反対する。」

と定めている。

それだけではない。7つの原発に反対する市民団体も同じく議会に対し訴えを起こした。彼らは放射性廃棄物が鉄道や道路を使ってビュジェーに運搬されることの問題点を指摘している。

一つの質問が頭をもたげる。フランスにある原発を廃炉にした後、その放射性廃棄物をどうするのか?答えは見つかっていない。


(抜粋、一部編集)


(注1)ビュジェーが位置するアン県は、フランス東部に位置する自然と花に囲まれた緑豊かな地域。人口57万人のこの県はスイス国境に位置し、ジュネーブ市からの距離は110キロ。

アン県の風景はこちらです。
http://www.google.co.jp/search?q=ain+france&hl=ja&prmd=imvns&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=Hes-UJv8J67nmAXNoICIDA&sqi=2&ved=0CDAQsAQ&biw=1120&bih=577

(注2)ビュジェー原発(仏語ですが、写真をどうぞ)
http://fr.wikipedia.org/wiki/Centrale_nucléaire_du_Bugey

●元の記事:「原子力:廃炉で発生するフランスの放射性廃棄物をどうするのか?」/ルモンド紙(8月29日)

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フランスねこのNews Watching>ルモンド  原発関連

2012-09-27 21:43:20 | Weblog

原子力脱却を宣言しながら原発を作り続ける日本/ルモンド紙(9月15日)

9月14日金曜日に2030年代における原子力の廃止を宣言した日本政府は、翌日の9月15日土曜日、現在建設中の3基の原発について建設を認める旨を公式発表した。また、これら3基の原発の稼働を承認することについても否定しない方針を示した。

「経産省が一度建設を承認した原発について、許可を取り消すことは考えていません。」

青森県を訪問中の枝野幸男経済産業大臣はこのように述べた。新規建設中の3基の原発のうちの2基は青森県にある。

(抜粋、一部編集)

( « Malgré l’arrêt prévu du nucléaire, le Japon continue de construire des réacteurs », Le Monde, 2012.09.15)
http://www.lemonde.fr/japon/article/2012/09/15/malgre-l-arret-prevu-du-nucleaire-le-japon-continue-de-construire-des-reacteurs_1760745_1492975.html

インド・クダンクラム原発:反対住民に警察が発砲、一名死亡/ロイター(9月10日)

インド最大の発電量をめざすクダンクラム原発(インド南部)で9月10日、稼働に反対する漁師ら周辺住民に警察が発砲、一名が死亡した。発電所近辺の浜辺には女性や子どもを含む4千名以上の住民が稼働反対のために集まっていたが、発砲直前には警察が住民を追い払おうと催涙弾を発射した。

<参考画像>
○警察による発砲で返り血を浴びた住民
http://www.reuters.com/article/2012/09/10/us-india-nuclear-idUSBRE8890ZE20120910

○住民による大規模な抗議行動の様子
http://www.dianuke.org/peoples-seige-in-koodankulam-latest-pictures/?utm_source=supporter_message&utm_medium=email
 
インド政府は昨年以来同原発の稼働を目指している。しかし福島原発事故で放射能漏れと大量の避難民が発生したことを受けて周辺住民が強い反対運動を展開、難航している。今後数週間以内の原発稼働を目指すインド政府は、発電所への道をふさいでいた漁民らに発砲、今回の惨事が起きた。

(要旨)

●元の記事「インドでの原子力発電所への反対で一名死亡」/ロイター(9月10日)
http://www.reuters.com/article/2012/09/10/us-india-nuclear-idUSBRE8890ZE20120910
Source : Reuters

フランス史上最悪の医療被曝事故:放射線治療で7名死亡、448名が過剰被曝/ルモンド紙(9月25日)&フランス国際放送(9月24日)

フランス史上最悪の放射線治療による過剰被曝事故は、フランス東部に位置するヴォージュ県立エピナル病院にて2001年から2006年の間に起きていた。被害者は前立腺癌の治療のために放射線治療を受けた448名で、うち7名については過剰被曝による死亡が調査で確定している。「説明」と「公正な司法判断」を求める犠牲者とその家族ら104名はしかし、9月24日パリの法廷で更に待たねばならなかった。判決は今後10月31日にかけて言い渡される予定。

被告席に立つのは、2名の放射線医と1名の放射線技師(過失致死、過失傷害、証拠隠滅、救助義務違反にかかる容疑)、および当時の病院長だったドミニーク・カペリー医師、ヴォージュ県の医療・社会保障局局長だったフランチェット・メイナール氏、ロレーヌ地域入院機構のジャック・サンズ元部長ら(それぞれ、救助義務違反にかかる容疑)。

裁判にこの日姿を見せた原告らは、「なぜ(治療を受けに病院へやってきたはずの)病人たちが(過剰被曝の)被害者にされたのか」という問いがやっと解明されることを期待してやってきた。被告らには最長5年の懲役刑が想定されている。

今回の事故の原因は新たな放射線治療の技術導入に伴うコンピューター機器の変数設定や患者の総体被曝線量を計算する際に起きたミスと確認されている。重い健康被害により裁判所に直接赴くことができなかった患者たちには、全ての裁判を見ることができるよう特別にビデオが準備された。

(抜粋、一部編集)

●元の記事:「エピナル病院の過剰被曝被害者たちによる裁判、パリにて開廷」/ルモンド紙(9月25日)
http://www.lemonde.fr/societe/article/2012/09/24/ouverture-du-proces-des-surirradies-d-epinal_1764315_3224.html

「エピナール病院の過剰被曝被害者スキャンダル」/フランス国際放送(9月24日)
http://www.rfi.fr/france/20120924-scandale-irradies-epinal-proces-justice-paris-france-cancer-radiotherapie

米国:格安シェール・ガス出現で原子力の競争力が急降下 フランス電力公社、米国での原発建設を予定せず/ルモンド紙(9月5日)&ラ・トリビューン紙(8月31日)

米国の原子力規制委員会は8月30日、フランス電力公社(仏最大の電力会社)が提出していたメリーランド州カルバート・クリフにおける最新型原子炉EPR(欧州加圧水型炉)の新規建設についての申請を却下した。米国の法律は外国籍企業主体の原発建設を禁じているが、フランス電力会社は2010年に米国企業との連携を解消(注)、ラ・トリビューン紙によれば今回の却下は事前に予想されていた。なぜフランス電力会社が事前に申請を取り下げなかったのかは不明だが、米国では格安シェール・ガスの出現により原子力が競争力を失っており、フランス電力公社はこれを踏まえ2010年以降は米国でのEPR(欧州加圧水型炉)建設を計画していない。

(注)フランス電力公社は2010年、米国にて共同企業体ユニスターを結成した際の米国籍パートナー・コンステラシオン・エネルギー社を買収、米国籍企業とのパートナー関係については解消するに至った。

● 元の記事
1.「フランス電力公社、米国にEPRを建設できず」/ルモンド紙(9月5日)
(« EDF ne pourra pas construire d’EPR aux Etats-Unis », Le Monde, 2012.09.05)

2.「原子力:米国政府、フランス電力公社の事業を『落第』に」/ラ・トリビューン紙(8月31日)
(« Nucléaire : l’administration américaine retoque le projet d’EDF », La Tribune, 2012.08.31)
http://www.latribune.fr/entreprises-finance/industrie/energie-environnement/20120831trib000717235/nucleaire-l-administration-americaine-retoque-le-projet-d-edf.html

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2012-09-23 23:30:27 | Weblog

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