http://www.asyura2.com/0406/bd37/msg/101.html
【先ず裏切りありきの英国】
それもそのはず、英国はユダヤ人富豪のロスチャイルドに「パレスチナでのユダヤ人国家建設を手助けしますよ」と囁いていたのだ。第一次世界大戦の戦費調達のために。これが有名なバルフォア宣言(1917年)である。
メッカの守護職ファイサルには「アラブの独立」を先に約束(フセイン・マクマホン協定=1915年)しているにもかかわらず。
英国は、両者(アラブとイスラエル)にそうした約束をしながらも、フランスとも密約を交わしていた。戦後、アラブの地を分け合う線引き協定(サイクス・ピコ協定=1916年)である。中東地域の国境線が真っ直ぐなのはこのためだ。(後略)
(田中龍作)
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アラビア ロレンス
ロレンスは、英国にはアラブを独立させるつもりはないことを知り愕然とする。
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◆幕末期に入った国際金融資本の魔手 阿修羅BBS
http://www.asyura.com/0306/idletalk2/msg/373.html
グラバーは英国アバディーンの船乗りの家系です。 荒っぽい人間です。
成り上がるために、スコティッシュ・ライトに入会し、「極東支配人」マセソン商会の援助を得て、「日本処分者」として長崎に送り込まれた人間です。
グラバー自身はまだ若く、彼自身の資産も信用もありません。 ただの代理人です。 グラバーの買いつけた武器の信用状を裏書きしたのがマセソン商会であるはずです。
グラバーの位置づけは、本質的に、16世紀初頭のコルテスやピサロと変わらないと見るべきです。
「ロスチャイルド-マセソン-グラバー枢軸」は、地理的には、「ロンドン-上海-長崎枢軸」です。
上海は、第二次大戦の勃発まで、日本処分の指令基地であったと理解しています。 戦前の上海の繁栄と、そこにおける策謀についても文献が多数あるようです(あまり読んでない)。
(倒幕枢軸:グラバー-薩長連合)
薩摩-長州連合は、倒幕を目的とする機関です。これを成立させたのが海援隊であり、坂本龍馬といわれています。
しかし、この理解は国内勢力の結合にとどまっています。
薩摩-長州連合だけでは倒幕は無理です。
より本質的には、「グラバーの商社を仲介した薩摩への武器供給取引が本格的に成立した」という点が重要です。
英国等で生産された銃器弾薬は、マセソン商会の信用を通じて極東に輸出され、これをグラバー商会が買いつけ、薩摩藩に売却します。 この取引の仲介に加わった仲介者が海援隊だったと思います。薩摩藩はたまたま財政状態がよく、特に砂糖の密貿易で設けていたはずです。 当時は砂糖で成り金になれる時代でした。 この金を銃器に代えたわけです。
つまり、倒幕枢軸は、薩摩-長州ではなく、薩摩(+長州)-グラバー-マセソン-西洋金融資本と見るのが妥当な見方です。