医大生・たきいです。

医大生的独言。

2015秋のビールを飲み比べ

2015-09-15 23:59:59 | 医大生的生活

友達が筆者の部屋にダラダラしにやってきました。しょうがないから構ってやっておりましたが、彼を見捨てて勝手に飲み始めておりましたのでその一部始終をお伝えいたします。医大生・たきいです。





エクストラシャープ
(Asahi)

超辛口と銘打つ一杯。日本酒の辛口という表現は違いが分かるけど、なんとなくビールの辛口というのも意味が分かってきた気がしております。爽快感のある飲みごたえでした。日本のビールっぽくてこれ結構好き。


秋味
(KIRIN)

「秋」らしさを全面に押し出した一杯。ちょっと味わい深い感じに仕上がっております。毎年買いがちな商品です。パッケージにつられちゃうよね。


MALT'S
(SUNTORY)

サントリーが本気を出して売り出しているのが「ザ・モルツ」。普通にうまいです。今後既存商品にどれだけ食い込めるかに注目ですが、各社の人気商品に迫るほどの味には仕上がっているかと思われます。どれだけうまいかというと、3杯目のビールでもうまいと思えるほどうまい。

コンビニで新発売のビールを見つけると買っちゃう派です。あなたもお気に入りの一杯を見つけてみては?








(講義は楽だと思う人(笑))

一発診断!あなたは何科向き?

2015-09-14 19:57:44 | 医大生的生活

「今日の講義これで終わりらしいよ~」
「あ、そうなんだ~」

というやり取りを経て足早に教室を去りましたが、華麗に騙されました。やられた。そのあと、心優しい同級生が授業変更あるっぽいよと学年LINEに流しておられましたが、地下の本屋という颯爽と電波の届かぬところに行ってしまったわたくしは時すでに遅し。ああ、平和ボケしております。医大生・たきいです。





さて、「僕は医学部に通っています」というと、一般の方からよく聞かれがちなのが

「何科になるの?」

という質問。低学年のときは「いやぁ、まだ全然わかんないっすね」とでも答えておけば場が収まっていたものの、まわりにはチラホラこんな進路に進みたいと言い出す人も出てきたし、そろそろ真面目に将来を考えないといけないのかなという学年になってきました。自分の場合まだまだ決まりそうにないけれど。

診療科の選択というのは医師人生において大きな行ってなようだし、いろんな人がアドバイスしてくださいます。最終的に決めるのは自分なわけですが、まずはいろんな意見を聞いてみようかと「ぼく何科に向いてますかね?」という質問を投げかけてみるといろんな言葉が返ってくるわけです。一部ご紹介してみましょう。

題しまして、一発診断!たきいは何科向き?

消化器内科
「無難でしょ」と消化器内科の道に誘ってくる筆者の仲良し。消化器内科回ってみて内視鏡結構面白いなと思ってはいたんです。でも君と将来学会で一緒!みたいなことになったら確実に学会をスッと抜け出して観光でもしてそうなのが目に見えているよ。

整形外科
「アホは整形」と勧誘してきたのは現役バリバリの整形外科のドクター。なんだか妙に説得力がありました。膝の手術で何度かお世話になったお蔭か、親近感のある診療科ではあります。

開業したら流行る
准教授先生から、「たきいくんは10年目くらいに開業しなさい、君のクリニック流行りそうだから」と。そうか、そういう選択肢もあったかー。

なんでもいい科
いや、なんでもよくはない。もうちょっと考えてみたいです。

政治家
ええと、漢字が違います。僕の人生を大喜利のネタにしないでください(笑)。先生を辞めて先生になるというアクロバティックな人生選択の道もあるわけですか。因みに母親から、「あなたは調子に乗りやすいから軽はずみで出馬…とかはくれぐれも慎むように」というお達しが来ております。出馬するなら熟慮の上で。

診療科選択。各診療科の後ろ向きな情報というのも確かに入ってきます。どの診療科にも少なからず他科と比べた相対的デメリットは存在するのでしょうから、まずは前向きな選択から攻めていきたいものです。因みにこのネタ、飲み会とかでやったらなかなか盛り上がると思うのでどうぞ医学部生のみなさまやってみてください(笑)







(臨床の第一線から退いて山奥で孤独に執筆活動しているのが夢な人(笑))

爪を切るペース

2015-09-13 23:59:59 | 医大生的生活

講義は実習よりも時間が遅いし朝は余裕だろと高を括っていたのに全然余裕じゃありませんでした(笑)。医大生・たきいです。






常に爪は切りそろえておくというのが医療人の嗜みだが、その話題になったときに「私は週2で爪切らない」と落ち着かないという指導教員のお言葉が印象的だった。プロ意識を感じる。職業柄何かと手を使うから、自分の手のケアは必須と女の研修医の先生はハンドクリームを塗りながら教えてくださった。なるほど、整った爪をキープするならばその頻度が適切かもしれない。一生のことだし、ならば少なくとも週に1回は爪を切る日くらい決めておかねばという魂胆でそれから毎週日曜の夜は爪を切るというのが習慣になった。はずだった。

日曜の夜。酔っぱらった先輩ふたりで後輩を呼び出した。メシを食わせた。店員さんが料理を持ってきて、置いてくれた瞬間に醤油をこぼしてしまってまあしょうがないかと思っていたのにお詫びのサービスですといってもう一品もってきてくれてしまったので腹は膨れ上がった。帰ってから爪を切ることなど忘れていた。

ちょっと外は明るくなりすぎているなと感じながらも、月曜朝に爪を切る。人生、前後の埋め合わせである。






(そこそこ部屋の掃除が出来たのが土日の成果な人(笑))

「まどか26歳、研修医やってます!」を読んで

2015-09-12 23:59:59 | 読書感想文

最近居酒屋でロケした番組がブームらしい。ひとりで晩酌しながらそういう番組を見るのが好きだ。芸能人たちと一緒に飲んでいる気分になれる。……なんて庶民的。近頃はウイスキーちびりにはまっております。ビール買いにいくのがめんどいというのが主な理由というのはおいといて。コンテンツとしてなかなか魅力的なので飲みながらトークみたいな企画に手を出したいです。というか、そういう番組に出たい。医大生・たきいです。





というわけで、ひとりで晩酌中のネットサーフィン、Amazonのオススメに出てきてポチってしまったのがこの一冊。


まどか26歳、研修医やってます! 女の子のお仕事応援コミックエッセイ (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
水谷緑
KADOKAWA/メディアファクトリー



研修医1~2年目の日常が描かれています。あるある話がたくさん。普段から医療業界を垣間見ている私としては妙にリアル。老け顔の若手ドクターはお得という話とか、それぼくの持ちネタです。医大生的には確かに確かにムフフ…という感じで気軽に読める一冊でした。

「医大生・たきいです。」の読者には医学部志望の高校生も多いらしいですが、そんな君たちも勉強の合間にこの本読んでみるといいかも。医学部の道に進んだとして、今から10年後くらいに自分はどんなことしてるんだろうという疑問に答えてくれることでしょう。

よくよく考えると自分も恐ろしいことに数年後には研修医です。働きます。永遠に学生でいたかったのに。普段の病棟実習では研修医の先生に面倒を見てもらっていますが、その多忙さたるや。

ある初期研修医の先輩。お誕生日のご予定は
9:00~12:00  病棟業務
12:00~17:00 オンコール
17:00~翌8:30 当直
だったらしいですが(笑)、研修医生活を本気で充実させられるだけの学生生活を送っておきたいものです。







(飲み過ぎるとだんだん喋らなくなっていくタイプな人(笑))






まどか26歳、研修医やってます! 女の子のお仕事応援コミックエッセイ (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
水谷緑
KADOKAWA/メディアファクトリー

実は結構ブログ読んでるよ

2015-09-11 23:59:59 | 医大生的生活

某クイズ番組でアンモニアを構成する元素が問われるという賢い中学生でも答えられそうな問題を不正解した女子高生が話題になっておりましたが、カメラ回っていて緊張していたんだろうし、むしろ窒素と水素と答えられないくらいの文系女子の方がタイプなわたくしです。医大生・たきいです。




金曜の夜は酔っぱらった同級生とかと出くわすのが面白いのです。一週間の束縛から解放されてパァーっとやってきたんだろうなぁと、それは火を見るより明らかなのです。



酔っぱらったときというのは本音が出ます。「あれは飲み会の場だったんだから許してくれ」みたいな流れもよくある話ですが、そのときの一言こそ心の底から思っていることなのに違いありません。



今日の同級生はというと。


「実は結構ブログ読んでるよ。」

照れるぜ。笑






(深夜に妙に万城目学のホルモー六景が読みたくなって、持ってるけど部屋から探し出せなくてポチってしまった人(笑))







ホルモー六景 (角川文庫)
万城目 学
角川書店(角川グループパブリッシング)