医大生・たきいです。

医大生的独言。

間食は控えめで

2015-09-20 23:59:59 | 医大生的生活

YouTubeで将棋棋士の羽生さんがチェスを楽しんでいる動画を見つけたのだが、それを見て以来チェスにハマっている。小学生のときからルールだけは知っていたが、やれ定跡は何も知らないし、なかなかこの世界も深いようです。チェスの定跡勉強したい。あ、今月から始めた囲碁はどうしたんだ(笑)。医大生・たきいです。






普通の人は立ち入ることのない医師室という部屋があって、多忙なドクターはずっとそこにいることなんてないようだけれど談笑している姿を時折見かける。休暇でどこかに行って来ればお土産を買ってくるというのが不文律のようで、山のようにお菓子が積んでいる光景がある。医師室の片隅で勉強頑張っているフリをしていると「学生さんも食べていいよ」とおこぼれを頂けることも。そんなときは「いいんすか…!」と少年のような顔を浮かべるわたしである。



多忙で目の前のお菓子を頬張りがちなドクター。たぶん自分の今後の人生そうなる気がする。食べちゃう気持ちわかる。

ストレスが溜まると、太る人と痩せる人の2タイプがいると思うけれど、わたくし太るタイプ。ストレスで痩せたり低血糖になりかけるタイプの友達にその理由を聞いてみたら、気分が重くなって食事が喉を通らなくなってしまうのだとか。一方でわたくしはストレスを感じると仕事の効率が落ちてきて物を手に取ってしまうタイプなようです。食事が喉を通らないときなんて飲み過ぎてもう無理と言っているときなくらいなもんでその気持ち全く共感できない。

控えめにと心がけなければならぬ、と心に刻みながらもハッピーターンが止まらないぼくは、頭と右手が繋がっていないのかもしれません。






(なんだか妙にブログ以外の執筆欲が高まっているなうな人(笑))

お金の話をし続ける

2015-09-19 23:59:59 | 医大生的生活

シルバーウィークは中盤だけ遊ぶ方針です。どうやって過ごそうか考えながら忙しい日々の合間にボーっとするのがこの頃の幸せ。医大生・たきいです。






東医体の会議って大小さまざまなものがありますが、一番小さいレベルの会議がこんな感じ。



休日返上で10:00~18:30。ひたすらお金の話をし続けました。打ち上げが始まるればみんなクソ人間になるんですが、会議中は結構ガチです。何事もメリハリ。みなさま遠いところからご足労いただきまして誠にありがとうございました。

いろんな大学の人が集まるのが嬉しくて、東医体の会議の打ち上げはいつも飲み過ぎます。頭痛いけど、昨日の会議で決まったことに向けてまたお仕事です。






(なんやかんやシルバーウィークは仕事して終わりそうで怖い人(笑))

2018年に人工知能が医師国家試験受かるらしい

2015-09-18 23:59:59 | 医大生的生活

待ちに待ったシルバーウィークがやって参りました。どこかで温泉行きたいというのが野望です。医大生・たきいです。



患者の病歴や症状などから病名を類推していくのが医師国家試験の臨床実地問題。ちょこっとだけ問題を見たことくらいならある。優秀な同級生たちは既に過去問を解き始めているだなんて聞くけれど、正直今の自分にはすぐには解けそうもない。だなんて残念な発言をしていると先生たちに怒られそうだけど(笑)。「国試的には」という副詞句が持て囃されるこの業界。全国の医学生にとって国試の存在感は凄まじいが、そんな国試も数年後には人工知能に撃破されてしまうだろうというニュースを読んだ。そういう人工知能が開発されたそうだ。映画ベイマックスの「1万通りの治療がインプット」云々のセリフが妙に印象に残っているのだが、リアルベイマックス誕生の日も近いのかもしれない。それだけ驚きだ。



ただ、医者という仕事は検査所見から病気当てゲームをすればそれで終わりというわけではない。そもそも検査データを得るには医師が自ら検査のオーダーをしなければいけないし、無駄な検査が積み重なればこの国の医療は経済的に崩壊することは間違いない。適切な検査は何であるか考えるのは重要だと、病棟実習でよく勉強させていただいている。国試には検査の結果が書いてあるのみ。なるほど、医師国家試験合格も、一人前の医師のレベルとは乖離があるように見える。

将棋の世界をよく知っている自分としては、将棋のプロ棋士にハンデなしで将棋で勝つよりも医師国家試験に合格するほうが1億倍簡単だと思ってしまうけれど、テクノロジーの進化は先に将棋を制しそうである。それだけ医者という仕事は複雑で難しいということだろうか。少なくとも自分が生きている間には医者の仕事がコンピュータに取ってかわられることなんて万が一にもありえない。改めてそう確信している。






(夜更かししがちな人(笑))

酔っぱらった日本人が一番RとLの発音の違いにうるさい

2015-09-17 23:59:00 | 医大生的生活

どういう経緯かいまだによく分かっていないのですが、ガイジンさんたちの飲み会に呼ばれたので行ってきました。彼らと同じペースでいい気になって飲んでいたら翌朝完全なる二日酔い。ガイジンにつられて焼酎をストレートで飲んでいたのが良くなかったと思われます。あいつら酒強すぎ。医大生・たきいです。




日本文化を学ぶ講義の一環で来日している留学生たちだそう。地元の人たちと交流したいということで招かれた我々。冒頭で謝罪しておきますが、

日本に対する誤ったイメージを彼らに植え付けた気がしております…(笑)

到着するや否や肝試しが始まるというこれまでの人生で一番意味の分からない飲み会。この後の展開が全く読めない。

「ニホンジンゼンゼンエイゴワカラナイノニキミタチスゴイネ!」

と言われた我々医大生たちでありました。わたくしは日本語のほうがよく通じたレベルだったけれど、英語で下ネタ言ってガイジン一同を大爆笑させていた強者同級生がいました。これは尊敬した。受験英語は意味ない論には否定的なわたくしですが、このスキルに関しては本当に受験英語意味ない。笑

「ファ⚪︎ク!」って叫ぶのはTedの中だけかと思ってたけど海外の若者は普通に使っているようです笑

なんでもありの飲み会は急にピアノを披露する場面に。「エリーゼのために」が続いていたので、ベートーベンつながりで月光の第一楽章をチョイス。それしか弾けない

「オレハヘンキョクバージョンシカヒケナイケドキミノハoriginal versionダネ」

と何故か尊敬されました。昔お世話になったピアノの先生に感謝。思わぬところで昔のピアノレッスンが生きてきました。

カタコト英語で頑張ってコミュニケーションをとっていたわたくしですが、べろんべろんに酔っ払った英語が達者な同級生は「たきいのRとLの発音は間違ってる、RRRRRRRRRRRRRRRRあ~~ん」といって抱きついてきました。いいじゃん通じてたっぽいんだから。笑








(絶望的なくらい英語力衰えた人(笑))

EBMがEBMたる本当の理由

2015-09-16 23:59:59 | 医大生的生活

うちの大学の講義の開始は8:30。実習と比べるとはるかに遅いわけですが、そろそろ8:30でも早い気がしてきたので早くシルバーウィークやってこないかなと願う今日この頃です。医大生・たきいです。




現代の医療の原則ともいえるEBM(=evidence based medicine)は、scientific medecineと表記しても何ら問題はないし、むしろその方が好ましいという見方もあるのだという。しかしscientific medicineには致命的な欠陥があって、EBMならばEBM勉強会とすればいいところを、SM勉強会となると如何せん意味が変わってきてしまうから日本では流行らなかったという話があるらしい。



SM勉強会という先生の渾身のネタに爆笑していた教室の数少ない変態男子のひとりがわたくしですが、そんな楽しいこと言われてしまったらそれしか頭に入らないっすよ。笑

ドクターたちがEBM、EBM言っているのはよく耳にしますが、代わりにSM、SMだったらなんと面白かったことか。


「SMは常に意識してね」


だなんて問題発言も問題にならなくなっていた時代が来ていたかもしれません。惜しいことをしたものです。









(意図せず写してしまっていた部屋が汚いと言われた人(笑))