医大生・たきいです。

医大生的独言。

囲碁も勉強しちゃいます

2015-09-07 23:59:59 | 医大生的生活

広告代理店業界に伝わる言葉の中に、「偏差値30の人にも伝わるモノをつくる」というちょっとおぞましいものがあるそうですが、なかなか深い言葉ではないかと考えます。伝えるとは、噛み砕くこと。これはトレーニングを積まねば身に付きません。毎日ブログを書いて文章力を鍛えているわたくしでさえ、まだまだ先は遠いなと気が遠くなりそうに感じることもございます。たとえば、患者さんに医学のことに聞かれたとして。なるほどと納得してもらえない説明なんて意味がないし、答える側の力不足なのです。ごく単純化してクッと記憶に留めさせる。こうした力は一生鍛えなきゃいかんなと、患者さんにうまく答えられなかった自分を反省したのでした。医大生・たきいです。






さてさて。来月の囲碁の大会に出場しちゃおうかなと急に思い立ったので(笑)、囲碁の打てる後輩に基本を教えてもらいました。昨日は将棋、今日は囲碁と偉く文化的な毎日です。


二面指しとか器用だな…

なんで右上隅で星ではなく一路ずらして打つのか前から謎だったんですが、ようやく今日その意味が分かったのが収穫です。今日1日で強くなった気がする。

「囲碁将棋」と一言で括られてしまうくらいには囲碁と将棋はお隣の関係のようですが、二者の競技の性質は全くことなります。囲碁は悪い手を指さないのが負けないコツのようですが、将棋はまずはいい手を探します。これが根本的な違いな気がする。少なくともアマチュアレベルでは。

囲碁はルールから危ういところもあるのですが、将棋大会の隣で囲碁大会がやっていたり、日曜日のNHKでは将棋番組の後に囲碁番組がやっているのでズルズル見てしまったことがあったりと、なんとなくの雰囲気は知っていたのです。「ケイマ」とか言われると将棋を指す人はついつい反応してしまいがちで、そういう囲碁の手筋があることは前から知っていたのですが、それにどういう意味があるのかというのは今日まで知りませんでした。ちょっと勉強してみると面白いものですね。

せっかくやるからには大学生の間に有段者くらいの実力にはなってみたいもの。どうやったら早く強くなれるのでしょうか。とりあえず定石アプリをダウンロードしちゃったわたくしなのでした。将棋も囲碁も序盤が好きな模様です。








(将棋も囲碁も打つときの手つきは同じなので、手つきだけは囲碁有段者な人(笑))







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依田 紀基
池田書店