(成川美術館ポストカードより転載)
今年の絵画のご紹介は、先月行った箱根の成川美術館で展示室の一角で行われていた、東山魁夷の「京洛小景」というセリグラフ(スクリーン印刷の一種)の展示コーナーの作品からの紹介です。
丁度12枚のポストカードセットを売っていたのでそれを購入、毎月1枚づつご紹介していきます。
1月は「一力(いちりき)」という作品です。ネットで調べると、一力というのは仮名手本忠臣蔵に登場する祇園の有名なお茶屋さんということです。
実際の作品はA4サイズ程度の小品です。京都へは小学校の修学旅行以外に行ったことがないのですが、京都の雰囲気が感じられて、
ゆっくり鑑賞してきました。
成川美術館、日本画専門の美術館です。お近くの方は是非お出かけください。出来れば晴れの日に、ここからの富士は見事です。
ラリックや・・なぜこんなに沢山もの美術館が
あるのでしょうか・・美術、芸術、文化の
殿堂ですね
東山魁夷 画伯は長野県にもゆかりの深い
人でして・・信州にも多くの作品があります
京都祇園の一力・・なんとなく記憶にありそうな
また調べておきます。
あるようですから、信州とも関係がありそうですね。
この作品はスクリーン印刷で250部刷られたようです。
作品が多いので、お金に余裕がれば個人でも入手
できるレベルのようです。
日本画はあまり観る機会がないですが、岩絵の具の
独特のソフトな淡い色合いがまたいいですね。
それと、この作品は小品ということもあって、写真の
ように一部を切り取った構図がまたある種の味わいを
感じます。
この後も、毎月ご紹介しますので、お付き合いください。
こんな風情を眺めに行きたいですが、最近は、とんとご無沙汰の京都。
人口の多い某国の方々が大挙して押しかけているのは勿論、
国籍を問わず、外国人客がとにかく多く・・・
市民生活もままならないと、京都在の友人が嘆いています。
京都の風情、絵の中でしか、楽しめなくなったら寂しいですね。
信州とゆかりの東山魁夷ですが、実は横浜生まれなんですよ♪
魁夷さんは横浜生まれなんですね。
今度は横浜の風景もないか探してみます。
さすがに京都は詳しいですね。
一度ゆっくり巡ってみなくてはと思っている割には、
全く計画に入ってきません。何故なんでしょうね。
敷居が高い、そんな意識があるのかもしれません。