hiroべの気まま部屋

日ごろの出来事を気ままに綴っています

セイジ・オザワ松本フェスティバルGig(続き)

2016-08-31 08:18:35 | 音楽鑑賞

(新潮社:「小澤征爾」チラシより転載)


 月曜日(29日)は、松本城を見て、正午のあずさで帰ってきました。
天気が良ければ、上高地に行こうと思っていたのですが、台風10号も近づいており、穂高も雲の中
と思って、松本城だけを見て、帰宅となりました。

 さて、小澤さんのコンサートです。

 昨年から名称が、「セイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)」と変更になってさらに人気が出たのか、昨年は発売開始
わずか3分でネットのチケットは売り切れとなり、断念となりました。

 今年は、2月と6月に松本を訪れていて、OMFは来年に、と思っていたのですが、今月初めの長岡の花火を見て帰った翌日の
4日の朝に、溜まっていたメールを整理していると、チケットぴあのメルマガがあり、タイトルに「小澤」さんの名前を見つけたのです。
開けてみると、OMFの追加発売の案内でした。
 発売開始は、4日の10:00から、メールを読んだのはその1分ほど前、急いでHPにアクセス、申込み画面にたどり着いたら、
すでに、1分ほど過ぎていました。
 ということで、小澤さん指揮の二つのオーケストラコンサートは、案の定、ソールドアウトでした。

 そんなわけで、一旦ぴあのHPを閉じたのですが、他に小澤さん指揮のコンサートはないのか?と再度開いて、調べて行って、
「Gig」という名称のコンサートを見つけたのです。
 プログラムは下に貼り付けましたが、ジャズのピアノトリオとの共演のコンサートで、小澤さんは「ラブソディー・イン・ブルー」を
指揮するということで、「これ好いじゃん!」と申込み、何と!チケットが取れちゃったんです。



 で、コンサートの結果です。「Gig(ギグ)」というのは、ネットで調べると、今では広い意味でジャズのコンサートを
表しているようです。つまりは、ジャズトリオとの共演ということで、「コンサート」とは呼ばず、「Gig」としたようです。
しかし、ジャズの共演部分も楽しめ、クラシックのプログラムあり、小澤さん指揮の「ラブソディー・イン・ブルー」はガーシュインの
代表曲と、いいことばかりです。

 当然、演奏も、小澤さんの体調もあって、主に「村上 寿昭」(詳しくはこちら)という若い方が指揮していますが、サイトウキネン・
オーケストラとの息の合ったキレキレの演奏が素晴らしかったです。

 ピアノトリオもよかったです。特に、マーカス・ロバーツの新たに作曲した「ラブソディー・イン・ディー」という曲が凄かったです。
まさに「ガーシュイン」の再来か?と思わせる、クラシックとジャズが融合した世界が展開されました。
 オーケストレーションも彼がしたんでしょうかね。とすると、さらに凄い人ですね。

 そして、最後は小澤さんの「ラブソディー・イン・ブルー」でした。小澤さん、ジャズトリオ、サイトキネンオーケストラ、
まさに三位一体の大協奏曲が、ともかく素晴らしくて、興奮ものでした。

 おそらく、9/25深夜のNHKBS(プレミアムシアター)で、この模様が放送されると思います。再度あの興奮を味わいたいと思います。
素晴らしい演奏、聴き逃せません。是非、皆さんも録画お忘れなく。


 松本市内もOMF一色です。



 最後に、松本城も。この日は北アルプスは雲の中でした。



 縄手の「かえる」がやたら派手になっていました。それと松本、この日は暑かったです。そうそう、今年3度目の松本でした。





 


 

 


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
小澤さん・・・ (albi)
2016-08-31 09:25:06
お元気そうで何よりです。
hiroべさんも良かったですね~(拍手)

クラシック好きだった亡義父は、new yearコンサートへ行くのが夢だったらしく
小澤さんが本場で活躍されてるのを喜んでおりました。
一度生小澤見せて・・・いや、聴かせてあげたかったです。
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ようこそ 松本へ (屋根裏人のワイコマです)
2016-08-31 09:45:11
この 小澤さんのコンサートだけは松本が
盛り上がります。そして今年は山の日の制定で
更に松本への観光客が増加したようでおかげ様で
その経済効果は大きなものがあります。
サイトウキネン・・がネーミングの問題もあり
数年前までチケットが売れ残る日々・・
そして小澤さんの体調不良でのお休み
などいろんな条件が重なって・・
新しく OMF として小澤さんを全面に出した
フェスにしたとたんに・・人気が急上昇
正直安心です。数年前まで数万円のオペラの
券を売りつけられて・・やっとの思いで他に売りさばいてあげたことが・・
これから 小沢さんが元気なうちは・・
暫く人気が保たれるのでしょう・・
上高地 残念でしたね。今度はお天気の
様子を見て・・お出かけください。
今年は 何度もおいでいただきありがとうございました。
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albiさん (hiroベ)
2016-08-31 10:26:10
小澤さんは、アメリカ、ヨーロッパで活躍、ニューイヤーを
指揮して、日本でのニューイヤーコンサート人気の
火付け役も果たしています。
その頃、お義父さんも、TVでニューイヤー見ながら、一度は
現地で、と思われたのでしょうね。私も同じです。

そうですね、今回のGigを天国で聴かれたら、興奮して
きっと、この世に、なんてことあるかもしれませんよ。(笑)

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ワイコマさん (hiroベ)
2016-08-31 10:30:21
もうないと思いますが、今年は3度も松本に伺わせて
頂きました。ありがとうございました。

小澤さん、1曲だけでしたが、お元気に指揮を楽しんで
おられました。
その姿を見ているだけで興奮ものです。
これも松本のおかげです。ありがとうございました。
小澤さん、いつまでもお元気で、我々を興奮させて
いただけるように、と願っています。

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hiroべさま (ぴあ乃)
2016-09-01 18:44:35
良いなぁ、と羨ましがっておりました。

てっきり、ご友人経由で浅間あたりのお宿とセットの
チケットをおとりになったのかなぁと、勝手に思っておりましたが、
意外といけるもんですね!

私は個人的にはサイトウキネンというネーミングが好きだったのですが
なかなか難しくなってきましたものね。

Gigなるる言葉も初めて知りました。
ジャズもお好きなhiroべさんらしいパフォーマンス鑑賞ですね!

それにしても・・・ガーシュウィンを小澤さんが!
良いなぁ、それはすごいだろうなぁと・・・
むしろ、そういうシーンをご覧になることの方が
難しいのではないでしょうか・・・
ますます羨ましいですよ、hiroべさん。

これで北アルプスまで絶景が広がっていたら、
運を使い果たしちゃうところでしたよ!
台風の影響もなかったようで、何よりでございました。
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ぴあ乃さん (hiroべ)
2016-09-01 22:06:23
あゝやっぱり駄目だった、そして、あれ!?取れちゃった、
といった感じでした。
聴きたい!と強く思っていた人には申し訳ないのですが、
積極的に行こう!と思っていなくて、だから取れちゃった、
という感じでした。

でも、結果は、大大大満足でした。チケットぴあさんに感謝です。
もちろん、小澤さんには大感謝です。

今回のGigは全ての演奏が良かったです。ということで、大満足と
なりました。
もちろん、クライマックスは小澤さんのラブソディー・イン・ブルー
でしたが、単なるピアノとの共演と違って、ピアノトリオとの共演が
違った味付けになっていて、それで一段と盛り上がったように
思います。

聴きながら、是非、ぴあ乃さんにも聴いて欲しかったと思いました。
NHKでの放送、おそらくあると思います。生ではありませんが、
是非、雰囲気を味わってください。
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