hiroべの気まま部屋

日ごろの出来事を気ままに綴っています

父からの手紙:第24回(不明分2:1990年から92年?7月?)

2014-03-27 08:22:25 | 父からの手紙
 父からの手紙24回目をお届けします。

 前回に続き、年月がはっきりしない手紙の2回目です。そして、残りは1通となりました。

 父の字は自己流の崩し字で読めない字が各所にあります。次のように一部加工しましたので
ご承知置きください。

 ①句読点もない文章のため、句読点は適当に補いました。
 ②誤字、脱字はそのままとしました。旧漢字も可能な限りそのままとしました。
 ③略字、当て字は「カタカナ」表記としました。
 ④個人名は、関係者しかわかりませんが、一応仮名(イニシャル)としました。
 ⑤一部私の説明を追記しましたが、追記部分は‘  ’で囲みました。


 年月不明分2(1990年から92年?) 

 “お中元?に添付された手紙と思われます”

 拝啓

 久しく御無沙汰のみに打過ぎ居り申訳御座いません。
 梅雨も終りに近づいた様ですが、此の処曇り勝な日々が続いて居ります。
 其の後皆様には如何お過しでしうか。当方変り無くして居ります。

 一昨日、KS‘母の弟’さん御夫婦久し振りに立寄って下さいました。MO‘母の弟’君、IO‘従兄’君達も
元気な様子です。

 此の処目の疲れが早く、読書余り進まず、特に、私はもの忘れがひどく成り、何とかぼけ老人にならぬ様にと
心配し、自戒しながらも平々凡々と暮して居ります。(過ぎて逝くだけです)婆さん共々です。

 野球はパは西武が強すぎるし、セは地元の中日が駄目、但し、巨人の一気にトップまでかけ上がったのには
驚きでした。今は、相撲が毎日の楽しみです。

 明日は、高令者教室が有り楽しみで出掛ける予定で居ります。

 当地は、盆施餓鬼は月遅れの八月十三日からが一般の風習に成って居り、春先の便りの時に八王子の弟が
墓参を兼ねて遊びに来る由の便りが有り、久振りなので楽しみに致し居ります。

 梅雨開け多少本年は遅れる様な話ですが、炎暑も間近と想はれます。

 皆様の御健康御自愛下さいます様、切に御願ひ御祈り申上ます。
 (素品で恐縮ですが、御納め賜り度)

 I‘義母’
 御二人様                             SK‘父’