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『狂った果実』 1956年 日活

2018年07月28日 | 映画

昭和31年(1956年)に公開された
映画『狂った果実』(日活)

この時代の日本映画ってほとんど見たコトがなく、
石原裕次郎さんの出演作も題名ぐらいしか知りません。
ボクの世代で石原裕次郎と言えば
やっぱり『太陽にほえろ』(1972年~86年 日本テレビ)のボスですね。


テレビで『狂った果実』をやってたので見ました。

原作は前年に『太陽の季節』で芥川賞を受賞した

石原慎太郎元都知事の短編小説。

主役の夏久に石原裕次郎。

これが石原裕次郎さんの初主演作品です。

弟の春次に津川雅彦。

津川さんもこの映画で本格デビューされたそうです。

ちなみに津川さんと言えばボクのイメージは
『野々村病院物語Ⅱ』(1982年 TBS)の木井先生。


相手役の恵梨に北原三枝。

のちの石原裕次郎夫人。


恵梨にひと目惚れした純朴で真面目な少年、春次。

兄の自堕落な生活ぶりに反発しています。

春次の思いを知りながら、抑えきれない兄の夏久。

春次を想いながらも強引な夏久に魅かれる恵梨。

ふたりの乗ったヨットを


追いかける春次。


最後のシーンは衝撃的でした。



夏の葉山の別荘で過ごす「太陽族」と呼ばれる
享楽的な若者たち。



その華美で無秩序な振る舞いは
当時の日本にはさぞ刺激的だったコトでしょうね。

あと岡田真澄さんのカッコいいコト!


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