『大豆田とわ子と三人の元夫』(関西テレビ)や
『コントが始まる』(日本テレビ)など
個人的に当りの多かった春ドラマの中で
最も感慨深い作品が『ネメシス』(日本テレビ)でした。
注目すべきは期待の若手女優、
広瀬すずさんと橋本環奈さんの競演ではなく、
もちろん『あぶない刑事』もどきのふたりでもなく、
脇を固めるベテラン俳優のお三方です。
探偵事務所ネメシスを取り仕切る栗田一秋役の江口洋介さん
アンナの父親で行方不明になった美神始役の仲村トオルさん
ネメシスを助けるベテラン手品師、緋邑晶役の南野陽子さん
すっかりベテランの風格を漂わせるようになったお三方ですが、
この組み合わせ、どっかで見たような気が。
1987年の春、
東映が仕掛けた「ツッパリ三連打」という企画がありました。
まず第1弾は『劇場版 スケバン刑事』
(2月14日公開)
続く第2弾は『BE-BOP HIGH SCHOOL 高校与太郎行進曲』
(3月21日公開)
そしてトリが大人気コミックの実写化『湘南爆走族』
(4月25日公開)
封切り公開が終わったあと、三本立てとして上映していたのを
大学をサボって見に行った覚えがあります。
「ツッパリ三連打」の主役三人が30年後に同じドラマで共演するのをみてると、
『特捜最前線』的な感慨深さが。
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