2015年に発売された宮下奈都さんの
『羊と鋼の森』(文藝春秋 刊)
ゆるされている。世界と調和している。それがどんなに素晴らしいことか。言葉で伝えきれないなら、音で表せるようになればいい。ピアノの調律に魅せられた一人の青年。彼が調律師として、人として成長する姿を温かく静謐な筆致で綴った、祝福に満ちた長編小説。 (「BOOK」データベースより)
2016年の『本屋大賞』受賞作というコトもあって
図書館の予約件数も凄いコトになっていたのですが、
ようやく落ち着いてきたので、読んでみました。
全然予備知識がない状態で読み始めたのですが、
ピアノの調律の話だったのですね。
タイトルからまったく想像できませんでした。
読んでいる間、とても気持ちがよく、
読み終えてしまうのがもったいないと思える作品でした。
(三浦しをんさんの『舟を編む』を思い出しました)
好きな仕事を見つけて、夢中で仕事ができる
おまけに給料まで貰えるって、なんとも羨ましいですね。
6月に山崎賢人さん主演の
映画(羊と鋼の森制作員会・東宝)も公開されるそうです。
見たいような見たくないような。
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