もしも・・私がロシア国民であったら・・・です。
ロシアは「こちらから」見るととてつもなく恐ろしき、危険な国家になっている。反プーチンの言論をする有力なものは、毒を盛られるか、射殺される。今回の選挙でも反プーチンの候補者は登壇すらできぬ。選挙自体も闇の中でまっとうなものではない。87%を超えるプーチン支持は虚ろな数字とおもうんですが・・・でも、彼国の民の多くはかれを支持しています。
なぜ?ソ連が崩壊したのちの混乱は、国民の生活を塗炭の苦しみに陥れた。国民は胃袋を何とか満たしたくれさえすればどのような指導者でもよしとしたのか。国が乱れ弱くなった時にはひとは強き指導者を求める。その英雄に従うのは易く、服従することは幸福な気持ちにもさせる。彼に身をゆだねれば楽ちんで何も考えなくてもいいんだから・・・という。
自分がそこにいたらと思う・・・家族が食うにも困り明日をもしれぬ不安に陥れば、同様に「英雄」を求めるだろうか?他者をみることなく自分の利だけを求めるか?
幸いそのような土壇場にまでは至らぬが、もしも・・・と、自分をその場に据えて考えることは、決して無駄なことではないと思う。
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