また認証試験の不正が発覚。トヨタ・マツダ等5社。
トヨタ関連では日野・ダイハツ・豊田織機と続いたが今回は本丸トヨタです。
ここまでくるとただ頭を下げてこれから気を付けます・・では解決の指針にはならない。
自動車の保安基準は日本だけが厳しいわけではない。欧州とほぼ同調してると聞く。ではなぜ日本で不正が多発するのかその原因を洗い出さねばまたぞろ繰り返されるだろう。
いままでの認証不正の謝罪会見では、新型製造を急ぐあまり・上に物を言えない社風だったり・・・と言い訳はあまた聞いた。そして今回「ブルータスお前もか」でトヨタ本丸も落ちた。その影響は甚大かも。メイドインジャパンのブランドの印籠のご威光が薄くなり、日本売りに拍車がかからねばよいが。
・・・で、そもそも、繰り返される原因はなんやろか?思いつくまま・・・
- 課題を必達せねばチィームに迷惑をかける‥という重圧が強くデータ改変によって課題クリァーするという本末転倒。
- 異見をするものへの「出るくぎは打たれる」という雰囲気がある。また反感。
- 過去の「歴史」に学ばない・・・自社以外でこの違反が騒がれても、自分のことと思わず、自社がおのれの人生の運命共同体と思いなしてひたすら不正にのめりこむ。
内部告発者に不利益にならぬようにと法律もあるらしいが、個人が会社とたたかうにはあまりにも力量の格差がある。会社の解雇・降格の報復にたいする罰則規定がないこと、不当配置転換も通報者が不当であるという立証をしなけりゃならんらしい。壁は高い。不正を知っても不利益をこうむるのでかなか通報できぬのが現状だろう。