「死ぬ間際の後悔」・・という興味ある本のハナシを見ました。
オーストラリアで緩和ケアをするブロニ・ウエアの著作です。
文字通り、死にゆく人がたちが語ったものです。自分の人生で「後悔」あれば何か?多くの病床での集計です。
- 他人が自分に期待した人生ではなく、自分が全うしたかった人生を送る勇気をもちたかった
- そんなに一生懸命働くのではなかった
- 自分の思いをもっと表す勇気があればよかった
- 友人たちともっとつながりを持っておくべきだった
- もっと自分を幸せにしようとすべきだった
以上のいずれかは、ほとんどの人が死を眼前にして語ったことだそうだ。
家族・妻子のため、回りの人の評価・期待のために、命を削り働く。自分のホンネは表には表さず、また忙しさを理由に友人とも疎遠となる。自分の幸せのために生きることなく、気がつけば死の入り口に立つ・・・ということです。
自分に当てはめてみるに・・・過去には総て当てはまってたようにも思える。「前期高齢者」になった今は、2はやろうとしてもできず、3は、けっこう言ってますし、4は、近じか旧友と泊りがけで遊びに行きますし・・・5はどうせんでもこれから時間がありますのでしようと思っている。
根本は1でしょう。これは各人の意志一つです。したがってまちまちです。自分は進むべき道を「身の丈にあわせて」チョボチョボ・・・どうなるやら。