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「善人の家」は争いがたえぬ

2016年01月10日 | 仏法

1・10

 東本願寺の冊子に興味あるハナシあり。

「善人の家」は争いがたえない。「悪人の家」は明るい・・・・というヘンテコなものです。以下

 「善人の家」にお客あり。玄関先にてお茶を出す。そこへ主人が帰る。湯呑に気づかず蹴って割ってしまう。「誰だこんなところに置いて」と怒る。奥さんは「気をつけて上がってよ」と言い返す。そしてお婆さんは「大事な湯呑だっだのに」と愚痴。

 一方「悪人の家」では、主人が割ってしまうと「ごめん」と謝る。妻は「すぐに片づけておけばよかった」と謝る。婆さんは「怪我なくてよかった。湯呑も替え時や」といった。

 自分が正しい(善人)と各自思っている家では、エラーの責任は総て他人に転嫁して争いがたえない。一方私が悪かった(悪人)という家は、おたがいに責任を共有しトゲトゲした軋轢はない。

 さて自分は?「私が悪かった」とはいえない。こんなとこに置いとくヤツがいかんのだというものです。私は「善人」だ・・・・というものです。
 世の中「善人」ばかりです。 こんな自分の姿に気づかせてくれるのは仏法でもあります。