
半年がかりで、ついに滞在許可証をゲットしました。
滞在許可証にはパスポートナンバーやらいろいろ個人情報満載なので、頭だけ見せて、他の部分は、「滞在許可証を入手された皆さん、更新を容易に行うには、この滞在許可の期限が切れる少なくとも3ヶ月前に手続きを始めてください」といった内容の注意書きで隠させてもらいました。
しかし長い道のりでした。
まず日本で、フランスの住まいの契約書などいろいろな書類を添えてビジタービザを申請。大使館で1週間で出る学生ビザと違って、本国マターなので2ヶ月かかって、ようやく入手。
このビジタービザでフランス入国。これを滞在許可に書き換えるわけですが、まず申請のためのアポ(rendez-vous)を取るために、なんと遅くとも朝5時半には県庁に着く必要があります。そうでないとその日の定員オーバーで受け付けてもらえません。朝5時半は、11月ともなるとかなり冷えてきます。真っ暗な屋外で、待つこと3時間半~4時間。私はこの状況を知らずにゆっくり行ったりしたため、なんと3回も並んで(7時半、6時半、そして5時)、やっと入手しました。おマヌケ、ですね。
次に申請ですが、アポがあるにもかかわらず、やはり朝6時頃までに県庁に着かないと、申請の順番が夕方になってしまい、それまで待つことになってしまいます。申請に必要な書類も、突然窓口で追加書類を要求されることも多いので(例によって、窓口の担当者によって異なります)、持てる書類はすべて持っていかざるを得ません。受理されると、仮の滞在許可証が出、正式な許可証を取りに来る日が指定されます。一般的には3ヵ月後です。
次に、健康診断。この費用が220ユーロ。特別な収入印紙があり、それを購入し、滞在許可証入手の際に提出。
入手は、これは、簡単。言われた時間に県庁へ出向き、約1時間列に並んでいれば、簡単にもらえます。1時間なんて、4時間に比べれば、たいしたことはありません。しかも屋内ですから、寒くもない。
でも、苦労した甲斐あって、年末までの滞在許可が出ました。学生ビザだと半年毎の更新なのですが、ビジタービザだと1年。ビジタービザでは、アルバイトも含め一切働いてはいけない、フランスの銀行に月1,000ユーロ程度の生活費が預金されていること、といった制限がありますが、何年かいる予定なら1年毎の申請ですので、却って便利かもしれません。
ということで、少なくとも今年いっぱいはフランスにいられますし、更新していけば(更新はフランスでできるようです)、まだまだいれますので、このブログもこのまま続けられそうです。よかった、よかった。
(日本に住んでいる外国人もこのような面倒な手続きをしているのでしょうか。もっと面倒だったりして・・・。)
滞在許可証にはパスポートナンバーやらいろいろ個人情報満載なので、頭だけ見せて、他の部分は、「滞在許可証を入手された皆さん、更新を容易に行うには、この滞在許可の期限が切れる少なくとも3ヶ月前に手続きを始めてください」といった内容の注意書きで隠させてもらいました。
しかし長い道のりでした。
まず日本で、フランスの住まいの契約書などいろいろな書類を添えてビジタービザを申請。大使館で1週間で出る学生ビザと違って、本国マターなので2ヶ月かかって、ようやく入手。
このビジタービザでフランス入国。これを滞在許可に書き換えるわけですが、まず申請のためのアポ(rendez-vous)を取るために、なんと遅くとも朝5時半には県庁に着く必要があります。そうでないとその日の定員オーバーで受け付けてもらえません。朝5時半は、11月ともなるとかなり冷えてきます。真っ暗な屋外で、待つこと3時間半~4時間。私はこの状況を知らずにゆっくり行ったりしたため、なんと3回も並んで(7時半、6時半、そして5時)、やっと入手しました。おマヌケ、ですね。
次に申請ですが、アポがあるにもかかわらず、やはり朝6時頃までに県庁に着かないと、申請の順番が夕方になってしまい、それまで待つことになってしまいます。申請に必要な書類も、突然窓口で追加書類を要求されることも多いので(例によって、窓口の担当者によって異なります)、持てる書類はすべて持っていかざるを得ません。受理されると、仮の滞在許可証が出、正式な許可証を取りに来る日が指定されます。一般的には3ヵ月後です。
次に、健康診断。この費用が220ユーロ。特別な収入印紙があり、それを購入し、滞在許可証入手の際に提出。
入手は、これは、簡単。言われた時間に県庁へ出向き、約1時間列に並んでいれば、簡単にもらえます。1時間なんて、4時間に比べれば、たいしたことはありません。しかも屋内ですから、寒くもない。
でも、苦労した甲斐あって、年末までの滞在許可が出ました。学生ビザだと半年毎の更新なのですが、ビジタービザだと1年。ビジタービザでは、アルバイトも含め一切働いてはいけない、フランスの銀行に月1,000ユーロ程度の生活費が預金されていること、といった制限がありますが、何年かいる予定なら1年毎の申請ですので、却って便利かもしれません。
ということで、少なくとも今年いっぱいはフランスにいられますし、更新していけば(更新はフランスでできるようです)、まだまだいれますので、このブログもこのまま続けられそうです。よかった、よかった。
(日本に住んでいる外国人もこのような面倒な手続きをしているのでしょうか。もっと面倒だったりして・・・。)
東京は桜が満開に近い状態です。
昨晩の酔いも忘れるくらいきれいです。
それにしてもVISAの取得って大変ですね。
個人での申請だと、中国と同じくらい、いやそれ以上に大変な感じがしました。
とりあえずほっと一安心という所でしょうが、これからも貴BLOG、楽しみにしています。
話には聞いてはいたものの、日本のお役所も結構のんびりですが、フランスの役所には勝てません
日本人がせっかちなの?
その苦難を乗り越えて取得出来たあなたは、立派なフランス人になれそう
1度経験したので、更新の際は、同じような手続きが必要であるにせよ、あらかじめ対応ができますので、きっと楽に感じるでしょう。
皆さんクリアしてきたことなので、自慢できることではないのですが、とりあえず、取得できてほっとしています。
take_uu2004さんが、取得されたビジタービザについて質問させて頂きたいのです。
と言いますのは、私の母(今年56才に成りました)は3年間、学生滞在許可証で滞在したのですが、2年前から学生を続ける事が出来なく成りました(それでも滞在許可証は出たのです)。今年の更新時に、学生では居られない事を言われ、ビジタービザを取得する事を考えているのですが、東京のFrance大使館に問い合わせると、このビザが取れない事があると聞きました。
取れない可能性があるというのは判りますが、それ以外に、規定収入に関して知っていらっしゃる事が有ればお教え下さい。
初めての投稿で、込み入った事をお聞きして申しわけ御座いませんが、何分、差し迫った物が有りますので御了承下さい。
以下に、若干の蛇足を。
①日本で
東京の駐日フランス大使館へ申請しますが、その際必要だったのは、確か、
・残高証明(英文)
・戸籍抄本(法定翻訳)
・フランスにおいて働かないことの誓約書(仏語)
・パスポートのコピー
・写真
等だったとお思います。残高証明に必要なのはたいした額ではなかったと思います。200万円とかそんな額ではなかったかと思います。
東京で申請しますが、審査するのはパリの外務省。結果が出るのに2~3ヶ月かかります。
②フランスで
ビジタービザで入国後、滞在許可の申請。
・住居証明(契約書)
・住所証明(EDFの請求書)
・残高証明(フランスの銀行のフランスにある口座の証明書・仏語)
・フランスで働かないことの誓約書
・保険(旅行保険等)の加入証明
こんなところだったと思います。残高証明に関しては、月最低1,000ユーロで大丈夫だったと思います。口座に残高があり、しかもお金を使っていることが証明できれば問題ありません。
(フランスでの数か月分の残高証明があったほうがいいと思います。)
以上ですが、お知りになりたいことに対する答えになっているでしょうか。質問にズレているようでしたら、この欄までご連絡ください。
日本で出す残高証明の300万(私が見た額)と、Franceで出す残高証明は違う物なんでしょうか?
もし同じであるとすれば・・・300万が増えたり減ったりしなければいけないという事ですか?学生滞在許可証を最初に取る時の様に、最初にお金があればいいだけじゃないんですね~。
何しろ、他の書類は簡単に手に入るのですが、この残高証明がどうも引っかかって仕様がありません。口座は本人名義だけじゃないと駄目ですよね。Franceで有る様な(日本でも有りますか?)Compte Jointじゃあ残高証明にならないですよね~。
色々聞いて申し訳ないです。
・フランス入国(9月初旬)
・すぐこちらの銀行に口座開設
・滞在許可書申請(11月)
従って、開設時、9月末、10月末の残高証明を用意し、お金を使っていることを証明しました。実際、コピーは県庁の担当者が保管しました。他の書類はさっと目を通すだけでしたが、一定のお金が口座にあり、実際使っているかどうかはしっかりチェックしていました。
要は、働かず、住まいがしっかりあり(契約書等)、フランスでお金を使ってくれるならいてもいいよ、というビザだと思います。
本人名義かどうかとかのご質問に関しては、専門家ではないので、なんともお答えのしようがありません。私の場合はすべての書類が本人名義でした。
かなり参考に成りました。
今朝、Parisに有るMinistère des affaires étrangères のサイトを調べてみましたが、France自体は書類の内容は余り煩くないようです。口座の名義が2人でもOKの様ですし(France自体は)・・・。その代わりに、ビジタービザの書類を集める国によって(私達なら日本ですね)収入証明の金額も違う様です。
学生ビザや就労ビザ等に比べて、かなり内容が寛容な気がします。日本で申請しても貰えないかもしれないですし。
ビザが貰えたtake_uu2004さんは、凄いです。
このたびビジタービザを取得し、来月からパリに滞在するよていです。学生ビザやその滞在許可書の情報は多々ありますが、ビジタービザ関連については乏しく、検索していてこのサイトにたどりつきました。いろいろ参考にさせていただきたいと思います。
フランスの情勢や社会問題などについても、地に足のついた内容で、日本ではなかなか報道されない現地の状況がよくわかり、大変興味深く拝見しております。
今後は私も、生活者として否が応でも多かれ少なかれ巻き込まれることになるわけですが、これからもtake_uu2004さんの視点で分析されるフランス事情について、更新楽しみにしております。
それでは
コメントありがとうございます。
目的等は存じませんが、ぜひ、楽しい滞仏生活になりますように!